いつもだんなさんと一緒にいるときは
同じ時間に同じことをすることが多くて
一緒にご飯を食べて
一緒にお風呂に入って
一緒にテレビを観て…
今日は二人で休みだったのに
あたしは一人でテレビを観て
一人でご飯を食べて
一人でお風呂に入って…
でも、
ひとつひとつゆっくり時間をかけて
お風呂にも入って
ご飯も食べて
テレビも見ました
今考えたら、
ちょっと寂しかったかも
今だんなさんは起きてきて
ご飯を食べて
テレビを観ています
あたくしは逆にベッドへ
でも、ひとつ気づいたことがあるんです。
一人でお風呂に入ると
彼のカミソリが落っこちているのを見て
ああ、そういえば
この前彼がカミソリ負けしたなって思い出して
そういえば彼のカミソリ、
刃がそろそろだめになってるだろうなって
そんなことを考えてしまいました。
一人でご飯を食べているときに
何時間も寝てるけど
本当はお腹が空いているんじゃないか
あたしが起きてるし
あたしが作ったご飯だから
食べにくいんじゃないかって思っちゃって
彼にお腹は空かないの?って
聞いてしまいました。
一人でテレビを観るときは
彼にうるさくないように
音量を小さくして聞いたりして。
ちょっと前に古本屋で買った
わたしがあなたのすきなところ
っていう絵本を喧嘩するたびに思い出します。
けんかして
ひとりぼっちになるなんて思わずに
一人も楽しめる生き方をしましょうって
でも、
一人で買い物をしても
一人で食事をしても
いつも相手の分のものを買ってしまったり
選んでしまったり。
結局、
一人を楽しむ中にも
いつも彼はいるんだってこと。
彼に
あたしばっかり家事をして
あたしばっかり我慢して…
なんて言ったけど
本当は
あたしが我慢する何倍も
だんなさんは我慢してるかも。
でも、だんなさん。
いつも許してくれるから
甘えちゃうんだと思います。
だんなさんは
口で言うほど自信家でもなくて
実はやっぱり
本質は簡単に変われなくて
寂しがりで
あたしは今日喧嘩していても
彼にとっては
どんなに喧嘩してるあたしだって
知らないとこにいるより隣にいた方が
安心できるんだなと感じたんです。
あたしも
どんなに喧嘩してたって
隣にだんなさんが寝てないと
知らないところに知らないうちにいっちゃったら
不安で不安で
安心できません…
あたしとだんなさんは
同じ家で同じように生活しているうちに
似てきたのかなと思います。
ぶつかることも多くなったし
思いやりがないなんて思ってしまうこともあるけど
彼と家族になってきている自分を感じます。
愛や恋だけじゃないもので
色濃く結ばれていると感じているのです。
でも、どれもこれも
あたしが伸び伸び笑えるのも
彼が毎日花に水をやるように
毎日毎日大事にしてくれるからです。
形にしなくても
彼はちゃんと家事をしてくれてたのかなと。
彼のやる家事は
家の中が円満にあること。
あたしを本当に幸せにできるのは
彼しかいないのです。
あたしは彼としか幸せになれないのです。
どんなに泣こうが喚こうが
彼の嫌なところに気が狂いそうになるくらい怒り散らしても
あたしはもう
彼の隣にしか居場所がないのです。
それは誰かに決められたことじゃなく
あたし自身が勝ち取ったものなのです。
だから、あたしは
それに応えてくれた愛を守らないといけない。
欲しくて欲しくて
手に入れた彼なんです。
人生ではじめて本当に欲しい男と結ばれたのです。
その彼と添い遂げることがいかに幸せなことか
これからもっと肝に命じて
生きていこうと思います。