僕はちも太。
僕は王子。
乳母といつもお話してくれるうさ友が、僕のことを王子って呼んでくれるんだ。
僕は王子だけど、訳あって乳母と執事の家で暮らしている。
僕は今朝もご飯をの時間に、ケージをカジカジして、乳母を叩き起こしてやったよ。
そして、いつものように、カリカリのご飯をまず半分だけ食べた。
次は朝のおやつだ。
ケージをガジガジすると、ペレットが半分残ったご飯入れに、乳母がびわの葉をひとつまみ入れてくれるよ。
いつものように食べようとしたんだけど・・・・・・
なんか
「ウッ・・・・・」
って、気持ち悪くなったんだ。
それで僕は、食べるのは後にして、長く伸びて寝た。
伸びた時、片足がトイレの上に乗っかっちゃって、変な感じになったけど、もう動くのが嫌で、そのまま寝てた。
そしたらさ、乳母がソワソワし始めたんだ。
次にバタバタ落ちつきなく動いていたなって思ったら、
僕をひょいと持ち上げて、僕はいつもの四角い箱に入れられたよ
この箱に入る時は、どこかに行く時なんだ。
箱の蓋が開いた時、僕は初めての場所にいたよ。
僕は、「先生」と呼ばれる人に、ひっくり返されたり
お腹ぷにぷにされたり
足びよーんと伸ばされたり
お口あーんされたり
もうなすがままだったよ・・・・・・
そうだ、チクってお注射もされたんだ
お家に帰ってから、僕は急いで残っていたおやつとペレットを食べたよ。
これ食べないと、四角い箱でどこかに連れて行かれちゃうからね
いつもは部屋んぽの時間じゃないけど、乳母が様子をつぶさに観察するために、僕はお外で遊んでいるよ。
はぁ・・・・・・・・
今日のあの場所
また行かなきゃなのかな・・・・・・・・
そして僕は途方に暮れる
by 大澤誉志幸
ちも太がおやつを食べない。
これは一大事です。
速攻、病院に連れて行きました。
すぐに異変に気づいて連れて行ったので、お腹の張りは全くなく、念のためにお口の中と、それから目を見てくださいましたが・・・・・・
右目の眼圧が高かった・・・
30もありました。
「緑内障になっているかもね・・・」
と言われました。
眼圧が高いと目は痛くなるし、そのせいでうっ滞を招き、食欲も落ちることもあるのだそうです。
腸の動きを促すお注射をしてくださって、眼圧を下げる効果が期待できる目薬と、お腹のお薬が出ました。
帰宅後、ちも太の食欲は戻り、そっちのほうは一安心。
目薬、うまく差せるかな・・・
ちも太の懸念通り、経過観察のため、また2週間後。病院です