シェイクスピア以前と以後では
言葉に革命が起ったと言ってよい。
シェイクスピアは独自にいくつもの言葉を作った。
短縮させたり、複数の言葉を繋げたり。
そう例えるならば日本の女子高生の言葉のように。
そして
我が家にもシェイクスピアがいる。
父である。
頻繁に
「え!?」と耳を疑う言葉を発する。
最近の中からいくつかを紹介しよう。
数日前の夕食後。
父曰く、
「このボンズどこ仕舞うんだ?」
「え!?」
ボ ン ズ・・・・・・・・。
そう皆さん簡単にお気付きだと思いますが
「ポン酢」のことです。
父の第一の特徴としては
濁点、半濁点はどっちでもいい、ということがある。
我が街に「牧歌」(ぼっか)という農場、レストランがあるのだが
普通に「ポッカ」と読んでいる。
何度それはコーヒー作ってる会社だ、と言っても
一向に直す気配を見せない。
さらに
少し前に母がある庭園へ行って来たのだが、
その感想を聞く時に
「ネコリン村どうだった?」
「ネコ!?」
正解は
「えこりん村」という場所である。
何度も以前に会話の中で出てきたり
数日前には新聞にも載っていたり
それでも適当にだいたいで覚える。
こんなことを本気でしょっちゅう言うのである。
一冊事典が作れるほどに。
でも
ごくたまーに我々が聞いたことない難しいことを言い
それがしっかり広辞苑に載っていることもある。
目からウロコどころか
目からナマコである。