会ったのは1ヶ月ぶりだった
その人は
遠距離恋愛中の彼であり
別れかけの彼であり
もはや彼であるのかどうか分からない彼
知り合ったのは4ヶ月前で
すぐに付き合うことになった
共通点が多すぎたことにわかりやすく運命を感じた
韓国の彼と会っておらず別れるか別れないかの瀬戸際だったワタシは
この彼の出現で韓国の彼と別れる決断が出来た
ワタシはワタシでこの辺りの決断方法が美しいとはとてもいえないが
臆病で自己防衛本能だけがやたら高いワタシらしい方法
情けないが、そんなもんなのだ
付き合う前に色んな話をした
なにせ36歳どおしの恋愛だ
今までのお付き合いで結婚しようと思ったことがなかったのかとか
今後どうしたいかとか
それはもう色々話して
今後の人生のすり合わせをした
としか言いようのない話し合いだった
そこから満を持して実際の彼とお会いするのだけれど
久々の友人に会うような感覚で、とても自然で穏やかだった
2度めに会った時に付き合うことを決めたけど
彼ははっきり自分から付き合おうと言わなかった
あぁ、こういうことはしっかり明言しない人なんだろうな
その時思った
そこから数ヶ月、とても楽しかった
毎週末出張でワタシの住む街にやってくる彼と
色々なところに出かけて
36歳どおしにしては
かわいらしい2人だった
時間が経つにつれ好きになっていった
その分当初はなんにも問題に感じなかった距離感がストレスになってきた
東京・大阪の距離感ではない
心の距離感
近くに居ても遠くに感じる心の距離感
それが何よりもさみしい
ある日しっかり話をしようと思って彼の元へ行った
初日はいつもどおり楽しく穏やかで幸せに満ちていた
帰る前日の2日目に今日こそ話をしようと思っていた
一緒にいる時は全然いい
でも一緒に居ない時に心まで遠く感じてしまう現状
何かしら歩み寄りを計りたかった
自分とまるっとぴたっとおんなじ人なんてこの世に存在しない
それでも一緒に過ごしたいなら
話し合いをして歩み寄って
それが大事だと思ってた
「以心伝心」なんて、ただのキレイゴト
言わなきゃ何も伝わらない
そしてこの世の不幸な出来事の殆どが
伝わっていないことが原因で起こっていると感じてた
だから伝えたかったし
一緒に解決策を考えたかった
でも彼には全く伝わらなかったらしい
というか
会話するというその「テーブル」に座ろうとすらしなかった
そして彼は豹変する
数時間前までのワタシに対する態度と全く違っていた
そして知り合ってから連絡をとらなかった日なんてなかったのに
連絡すら来ない日も続き
会うこともしばらく拒否され
その間にワタシは37歳になり
ようやく一昨日
彼と会った
最強オンナトモダチ達は
ワタシよりも
怒っていた
とてもとても
怒っていた