ワタシは学生時代から
何かに迷った時、考える時、答えを出さなくちゃいけない時
いつも「自分」に相談した
相談出来る人がいかなったわけではない
いつも周りに友達は沢山いた
でも、いつだって「決断」するのは「ワタシ自身」なのだと
小学生くらいのワタシは既に、そう理解していた
だから、相談はいつも「ワタシ」に。
「ロバの耳」は長年の相棒
死ぬ前に誰にも見られず絶対に処分したい
ワタシの唯一のもちもの それは
ワタシの相談事や想いがひたすら綴られた 沢山のノート達だ
書き溜められた、数々の出来事とワタシのココロ
使っているペンの色、字の大きさ、強さ
それを見ただけで
その時のワタシがとても伝わってくる
そしていつもその時々で
ワタシは世界に絶望しながら悩み
死の淵で息絶え絶えに生き
この乗り越えなさそうな壁の出現に嘆き
何のメッセージなのかと自問自答し
なにかしらの答えを細く差し込む光の中に見つけ
なんとかその光を見失わないよう出口を求め
瀕死の状態でも前へ前へと歩んできた
いつもそう
壁は乗り越えたと思ったら
すぐにまた新しい壁がやってくる
いつも「もう無理だ」と投げ出したくなるけど
そう出来なかった理由はいつだって
そこに素晴らしい友人や仲間からの本物の愛情があったからだ
そうワタシは
どう考えても友人に恵まれている
仲間に恵まれている
悩みがあっても自分にしか相談しないくせに
自己開示もほとんどしないくせに
そんなワタシの周りには
いつだってそのワタシをしっかり守ってくれる
愛溢れる 最高なひとたちがいてくれた
だからワタシは
今もこの世に存在し
泣いたり笑ったり出来ている
死にたくなったり
生きたくなったり
出来ている
確かに、もっと上手に生きれたかもしれない
めちゃくちゃ不器用だとおもう
自分が持って生まれたスペック的なものも
あんまり活かせてないかもしれない
でも それでもなんだかんだで今日も自分を生きる
愛情深く、面白おかしく、チャーミングに、
今日も生きたろうと思う
泥だらけの37歳