仕事復帰して間もなく

オンナmimi36歳、人生で初めて「外国人」の彼氏ができた

お隣 韓国在住の韓国人の彼は6歳年下

でもワタシより歳上なんじゃないかと錯覚するくらい大人びてた

最強オンナトモダチのKJもKチャンも爆笑だった

 

「なんでここにきて、6歳年下の外国人なんだ?

マジ、ウケるんだけど笑」

 

それが実際のところ、彼の登場により

ワタシの「愛情問題」には大きな変化があった

ここで言う愛情問題とは

「愛されていいんだ、ワタシ」という意識が大きく深くなったこと

その様子を近くで見ていた最強オンナトモダチズは目を見張った

そしてその変化を手放しに喜んだ

 

オラオラ系男子ばかりと付き合ってきたからなのか

何歩も下がって後ろを歩くのがワタシ的美学だったからなのか

耐え忍ぶクセがついてしまっていからなのか

今までとは全然ちがった

 

とにかく、その彼の愛情表現の直球さは

「mimiは愛されていいんだ」というシャワーであり

毎日ずぶ濡れになるほどそのシャワーを浴びまくった

その結果とんでもない「愛されるオンナ」が出来上がってしまった

自分でも面白かった

人って愛情を食べて生きているんだと

そう実感した

 

時差はないとはいえ、飛行機に乗らないと会えない場所に住む2人だったけど

離れていても今どこで何をやっているのか

すべて把握できている状態

それくらい連絡はマメだった

でも居心地がよかった 

コミュニケーションさえ取れて入れば

たとえ相手が外国に住んでいても全く寂しくならないんだと実感した

 

そうだったそうだった

いちばんさみしいと思うのは

「一緒にいるのに 遠くに感じる」その瞬間

 

そうだった そうだった

 

仕事を休んで ワタシは全てを失ったような気分でいた

ここ数年間ワタシの生活の上で最もプライオリティが高く

無くなるだなんて思ってもいないものだった

でも

ある日突然それはなくなってしまった

手放したのは自分だけど

それでもなくしてしまった大切なもの

 

そんなワタシの人生にやってきてくれたのは

仕事じゃ満たせない大切な自分の一部

それは血となり肉となり

明らかにワタシを育んだ

 

「貰いものの 自己肯定感」

 

貰いものだけど上手くやっていけると思ってた

いつまでも続くはずだと思っていたけど

やっぱり神さまはすごい

人生とは 全てしっかりと配置されているものなのだ

出来事も 関わる人たちも 何もかも

自己啓発本なんかには必ず書いてある

もう聞き慣れた 見慣れたことば

 

人生には必要なことしか起こらない

 

それが良いことだったとしても 良くないことだったとしても

全てどれも必要なこと

神さまは乗り越えられる壁しか与えない

だからどれだけ辛くても

必ず乗り越えられるようになっている

 

本当に辛い時

こんなこと何も信じられない

どれも受け入れられない

でも

これは本当に本当なのだ

本当に ほんとう