こんにちは。マーナとマニーです。
今日は、タイに来てから知ったタイ料理の話。
いまやタイ料理は、日本でもかなり一般的になってきて、東京だと大抵どこの駅の周辺にもタイ人シェフがやっているタイ料理屋さんがあります。わたしの地元は普通の住宅街の駅ですが、2軒のタイ料理屋さんがあって(コロナ前は4軒あった…)、いつでも本格的なタイ料理が食べられます。
それでも、バンコクに来てから初めて知った料理がいくつかあります。
ひとつめは、カーオ・クルック・ガピ。↓ これです。

ひとことで言うと、混ぜご飯、でしょうか?
この料理の一番の特徴は、味よりも食感です。豚の角煮のようなほろほろした甘い肉、ソーセージをさくっと揚げたもの、小エビの干物、それに錦糸玉子に青パパイヤの千切り、青と赤の生唐辛子に、乾燥唐辛子を揚げたもの、いんげんやきゅうりなどのあらみじんの野菜。それらをガピ(発酵エビの味噌)で味付けしたごはんにひたすら混ぜ混ぜして、マナーオ(ライム)を絞って食べるのです。
全部それぞれ食感が違って、サクサクほろほろぽりぽりカリカリ…味はもちろん甘辛酸っぱしょっぱです。日本では見たことも食べたこともなかったし、美味しいし!
それからふたつ目は、初めて寺マーケットに行った とき出会ったヤム・ネーム。
屋台の目立つところにまん丸のライスコロッケが並べてあって、そのライスコロッケをひとつください、と言ったつもりが、屋台のお姉さんはおもむろに一つ取って、ボウルに入れてグシャ!と潰します。エエエ!?と思って見ていると、ネーム(豚肉の生ソーセージ)と、紫たまねぎや青パパイヤの千切り 、パクチーとねぎなどと一緒に、見たことのない白い半透明の柔らかいひも状のものを混ぜて味を付けます。調味料はナムプラ―、砂糖、ヤムの化学調味料、生のマナーオを1.5個分くらいたっぷり。「辛くする?」と聞かれて「少し!」と言うと、粉の唐辛子は小さじ3分の2くらい、乾燥して揚げてある唐辛子は2本入れてくれました。仕上げは皮つきの揚げピーナッツ、付け合わせに葉っぱとキャベツがついてきます。
〈ライスコロッケとネーム(生ソーセージ)と白い謎の食材〉

〈チャプルーの葉(バイ・チャプルー)というそうです〉

〈ヤム・ネームを葉っぱでくるんでいただきます❤〉
これも甘辛酸っぱしょっぱで、食感も揚げたごはんとピーナッツがサクサク、白い謎の食材がくにょくにょしていて、葉っぱにくるんで食べると本当においしい!ライスコロッケはかなり大振りなので、これだけでお腹いっぱいになるんですが、おともにビールは欠かせません!(わたしはビア・チャーン派☺)

〈揚げたてアツアツかき揚げも買っちゃった〉
2度目に買いに行ったとき、お姉さんが具材を混ぜ混ぜしているところに、「これは何ですか?」と白いくにょくにょのことを聞いたら、「ナンムー」と教えてくれましたが…、ナンムー???鼻水???

〈鼻水、かなあ?〉
うーん確かに鼻水って言われればそうかもしれないけど、何から出来ているのか正体はわからず。日本語で書かれているものでヤム・ネームについての情報はほとんどないので、ずーっと謎のまま約1年食べていたのですが、このブログを書くために調べまくったらありました!
その名は「ナン(グ)・ムー」、豚皮のことでした!!
豚皮 (หนังหมู)を鼻水(น้ำมูก)と聞き間違えていたという…大笑い!
いやでも見た目の形状のニックネームで鼻水かもと思ってしまっても無理はないと思いませんか~!!
ヤム・ネームはイサーンの料理らしく、イサーン料理のお店に行くとメニューにあったりして、お店でも食べるようになりました。それから学校の近くの屋台でも時々売っているのですが、寺マーケットのお姉さんのほうがおいしいかも~(学校近くのはマナーオが生ではないんですよね)。
このふたつの料理を知って、タイ料理は、食感のバラエティがひとつの料理の中にあることが命なのだな!という発見をしました。味は甘辛酸っぱしょっぱと絶対に一つではないし、さらに食感のバラエティも一皿の上に追求する、タイの人の味の感性は本当にすごいです。
そんなわけで、日本でカーオ・クルック・ガピ とヤム・ネーム を食べられる日がいつか来るのか、来ないのか…!?
ではまた!