僕もそうだが、できれば失敗をしたくないと思うのは自然なことだと思う。
けれども、不思議なことに、失敗することから逃げると失敗をする。
おそらくこれは真実のような気がする。
僕は、人間関係、お金、仕事、恋愛、ほぼ全ての分野で失敗をしてきた。
小さい頃は、身体が弱く元々喘息持ちで息苦しかった時の記憶があるが、
中学生以降は、有り難いことに健康で元気だった。
なぜ、僕がうまくいったことではなく、失敗したことを書くのか。
世の中、多くの情報がうまくいく方法や成功方法といった、答えに近い情報が多い。
けれども、答えがないというのが唯一の答えのような気がする。
たくさんの人は、答えを探しているようにも感じる。
僕もそのうちの一人だったが、それ故に本当に多くの失敗をした。
答えを求めその答え通りにやると失敗をする。。。
人はなぜ答えを求めるのか?
失敗をしたくない=楽をしたい
これは人間の本質として
僕も会社を経営する立場として、本などをよく読むが成功方法というよりも、
その経営者の生き様だったり失敗したことなどを知りたかったりする。
ただし、結果を出している人の中には本を読まない人もいる。
本を読むことと結果を出すこととは違うことをここで断っておく。
野球選手のイチローは本を一切読まないという。
結果を出している人はその人なりのバックボーンがあって、
華々しく見える人であっても、過去に多くの苦労を重ねて今があったりする。
結果を出すためには、まず自分自身の特性を知ること。
特性の知り方は人それぞれで、どれがいいとは一概には言えないが、
僕が知っている情報の中で今まで学生へ伝えてきて学生ウケし、
かつ僕の体験として大凡外れていないなと思うことを一つ紹介する。
出典:©一般社団法人 日本適性力学協会. All Rights Reserved.
詳細は、上記のホームページを参照してほしい。
ここで伝えたいことは、己を知ること。
人は、元々持って生まれた特性がある。
それは赤ちゃんの頃から出来上がっていて、無意識レベルで書き込まれていることがある。
例えば、生まれてすぐの赤ちゃんでも、音に対する反応が違う。
どこかで音をすると音に敏感に反応して、そっちを向いて興味を示す赤ちゃん、
それとは対照的に、音の方から目を背ける赤ちゃん。
性格は先天的に作り上げられるものと、後天的に作り上げられるものがあるが、
そもそもの性質というものがある。
ポケモンで例えるならば、ヒトカゲはゼニガメになれないし、ゼニガメはフシギダネになれないのと同じだ。
そして男女の性の違いもある。
男性は逆立ちをしても、子供を産むことはできないし、
逆に女性は、どんなに鍛えたとしても男性のような身体にはならない。
もちろん、ホルモン注射などで人工的にある程度は操作できる時代にもなったが、
超えられない壁があるのも事実だ。
そして、身体的な性の違いとともに、心の性の違いもある。
女性は、どちらかというと包み込み育むし、芸術的、間接的だったりする。よく言えば、目に見えないところに気がつく。
男性は、攻撃的でどちらかといえば破壊的、過激、暴力的、直接的だったりする。よく言えば、わかりやすい。
さて、僕がいくつか自分のことについて、つらつらと書き連ねた意図が伝わっただろうか?
これは、僕のことを知ってほしいというよりも、活字にすることで僕が自分自身のことを客観視して、
自覚するために行ったこと。
つづく。