ばれーぼーらーず☆らぼ 所長のぶぁいちゃんです。

 

麺類のことではゴザーセン

アンダーハンドパスの腕の使い方の話です。

 

レシーブの動作において

重要なカラダの使い方の一つに

 

前腕または手でヒット面を作る

 

という動作があります。

 

ラケットスポーツでボールやシャトルを当てるところはラケット面

 

 

 

バレーボールはラケットを持たないので、前腕や手でヒット面を作り

そこにボールを当てていく事になります。

※あくまでもイメージです(笑)

 

前腕と手でヒット面を作るというのは

こんな感じ!

 

両肩と手部を線で結んだ三角形によって作る面を目的の方向に向けて

ボールをヒットさせる。

 

この面を形成させた状態でボールをヒットさせ相手に渡すカラダの使い方を

イメージさせていく練習をするために

 

こんな風に水泳で使う「ビート板」を持って

ボールをヒットさせる感覚をつかんだり

 

このようなメーカさんから発売されている

専用の板もあります。

 

でもね

 

ビート板にしても専用練習器にしても、使用する場合に

 

最初から両腕が固定された状態での動作になってしまいます。

 

ボールをヒット面で扱うというイメージ作りには良いのかもしれませんが反面

 

レシーブは常に両腕を固定して行う

 

という固定概念の形成につながる恐れがあると私は思っています。

 

正しいレシーブは両腕を固定して行って何が悪い!!

 

とおっしゃる方がいるでしょう

はぃその通りでございます。

 

しかしながら

その固定概念が意外とレシーブ動作の邪魔になっているケースがあるんです。

 

オーバーハンドパスの基礎の基礎での解説で

 

オーバーハンドパスは、手で上げるものだという事にとらわれることにより

ボールの落下地点に身体を置くことが出来ずに、手が落下地点にある

「顔パス」さんの話をしました。

 

それと同じで

ボールをレシーブで捕ろうと落下地点に動く際に

 

両手を結んだまま移動する癖がついている

 

プレーヤーがいるのです。

 

オーバーハンドパスもアンダーハンドパス(レシーブ)も落下地点に

向かう時は「手が自由」な状態であることが重要

 

手を前で結んだまま走るのと、自由な状態で走るのと

どちらが走りやすく、早く落下地点に向かえるか比べてみて下さい。

 

アンダーハンドパスの時の腕は

 

ボールの落下地点で両腕を固定してヒット面を形成すること。

 

もちろん、面を形成してボールを上げることも、もちろんですが

ボールの落下地点の下で瞬時に面を形成することも重要

この二つを同時には練習出来ないものか・・・

 

私、考えて作りました。

 

落下地点に移動する際は両手が自由

落下地点の下で瞬時に面を形成できる練習器具

 

※ハンドメイドなので仕上がりが雑なのはご容赦ください

 

この練習器具を

親指が上に来るように左右それぞれで握ります。

 

そして

こう構える

で、落下地点のボールの下で

 

合わせる

 

 

 

いかがでしょう?

 

実際に、初心者、未経験者の指導に使っているものです。

ビート板よりやや硬い材質ですが、軽く扱い易くもちろんボールも上がります。

 

この器具は、落下地点に向かう際に腕の制限は無く

落下地点において面を形成する事が出来ます。

 

アンダーハンドパス時と相違ないように、親指を上にした状態で器具を

握る事で面の形成と腕の使い方がイコールになります。

 

サイドに来たボールを扱う際の腕の使い方で

 

最初から腕を固定したまま横に振るとヒット面が上に向いてしまいボールを

上や後ろに弾いてしまうということを体感させることもでき

 

サイドで腕を固定する際に、親指の向きを意識させる動作を行う事により

ヒット面が前を向くことを体感させることも出来ます。

 

サイドでヒット面を形成

どでしょ?

 

東急ハンズで板材は購入

グリップ部分は、クリーニング屋さんで頂く針金ハンガーを流用

 

ボールを実際に受けなくても、握って走って面を作るというだけでも

練習になりますし、指導者がアンダーハンドパスのイメージを

プレーヤーに伝える際にもすごく便利です。

 

以前紹介したオーバーハンドパスの練習器共々

どですかメーカーさん!!

連絡お待ちしております(苦笑)

 

興味が沸いた方は、是非制作してみて下さい。

 

レッツバリボー♪