パダワン整体師のぶぁいちゃんです。

以前、私のブログでサッカーのヘディングの事に触れましたが

 

 

どうやら日本も国際的な流れに沿った指導を始めるようです。

https://www.jfa.jp/coach/pdf/heading_guidelines.pdf

 

ガイドラインは幼児期、小学校1~2年、3~4年、5~6年、中学生の5段階に分け、国際サッカー連盟(FIFA)、欧州サッカー連盟(UEFA)の基準を参考に策定。「子どもの安全を守るために、全ての指導者がこのガイドラインを理解し、指導することが大切である」としています

 

野球やサッカーのように、競技人口が多いスポーツは幼・少年期からの

指導にデリケートになってきましたね。

 

ヘディングしかり、投球制限しかり・・・

 

根性!根性!かぁーつ!

で済んでいた時代は終わりました。

最近のお子様は昔に比べて・・・などと思う方もいると思います

まぁ、それも無いとは言いませんが、スポーツ医学の発達により

昔は見ないようにしていたことを、正視して怪我や障害を防ぎ

生涯スポーツとして取り組んでいけるような流れはとても素敵だと思います。

 

バレーボール協会も、もっとその辺の所に踏み込んでほしいなと感じます。

 

サッカーにおけるFIFA11+のような怪我を防止するためのトレーニング動画とか

あると良いのにと・・・

 

 

バレーボールにおける、肩障害、腰障害、膝十字靱帯の怪我、捻挫 等々を

防ぐために必要なトレーニングやストレッチ動画を公開してはどうでしょう?

マンガみたいなのはあった記憶が・・・

 

協会が出している入門書で肩障害を防ぐためには

「ゼロポジションの獲得」をとか

「胸椎回旋の可動性」とか

文書で「見出し程度」の表現はありますが具体的にどうすれば良いかの

記述はありません。

 

ジャンプに関しては、より高くジャンプするためのトレーニングを

記した入門書は多々ありますが、膝十字靱帯損傷を防止するための

「両足着地」に関するトレーニングは、ほぼありません。

 

私も指導者の一人として、パスを遠く、高く、ジャンプを高く、アタックを鋭く

という指導ももちろんしますが、自分が、肩、膝を壊した経験から

怪我や障害を防ぐフォームを導く指導の方に重点を置いています。

 

うちのチームは、少年少女対象では無いですが、初老チームなので(笑)

怪我、障害は最悪、即バレーからの引退に繋がります。

そうならないために、解剖学、トレーニング方法を学び実践していますが

この身体の使い方をバレーを始めた中学時代に身につけていれば

怪我や障害を防げただろうなと、ひしひしと感じるアラフィフ。

 

プレーの質を高めて行くことは競技スポーツにおいて重要な事ですが

そのフォーム、動作が出来ない身体状態では、質を高める練習が

怪我や障害につながるだけのものになってしまいます。

 

まずは、プレーする自分自身や指導対象のプレーヤーの身体状況が

どのような状態かを知ることが怪我や障害を防ぎ

生涯スポーツとしての競技に繋げていけると感じます。

 

室伏スポーツ庁長官が

最近動画を公開しています。

 

 

肩甲骨、足首、胸椎と現在3本のセルフチェック動画と1本のエクササイズ動画が

公開されています。

これからも増えて行くみたいなので楽しみです。

 

競技スポーツとして「勝つ」為のトレーニングも大事ですが

その前に、まずは

プレーに取り組む身体の状態を確認する

怪我や障害を防止するための知識を獲得していく

 

特に、少年少女の指導者は、怪我や障害を防ぐ知識の獲得は

必須だと思います。

 

 

 

アマチュアスポーツの指導者は、知識として2級は取得しておくと良いと思います。

 

前述した、ゼロポジションの獲得や両足着地についてのフォームやトレーニングは

後々書いていこうとは思っています(予定は未定 苦笑)