まずは精米室からです。
本校の精米機はとても古いので、45kgの酒米を40%磨いて磨き60にするには朝8時スタート、終了18時前後と長時間かかります
「山田錦使ってるっていうけど本物?」
なんて事件が起こっているのです。
お米の種モミには「証明書」が付属されます。何の品種か生産者や場所は…って、追跡調査が出来るようになっています。
ところが自家生産にはその証明書がありません。というか発行出来ません。
農家がつくって売っても、「山田錦ぽい」と扱われれば、米の値段も酒としての製品ラベルも大きく変わってきます。
今、種苗会社やネットでは山田錦の種モミが手に入りません。山田錦の種モミは兵庫県からよく流れるのですが、現在兵庫県より西には全く流通が止まりました。県外への流出、販売を禁じているみたいです。
一般農家ではまず購入は不可能でしょう。
国は酒米を作れーといって酒米国策が行われてますが、種モミが手に入らない。
入ったとしても証明書がなければ売り買いも出来ない…。
蔵も買えたとしても値段が跳ね上がっていく。
無証明で使ったりすれば蔵が潰される…。
山田錦は今やダイヤモンド並の価値が出てくるといっても過言ではありません。
米(食べる)の価格は下がる一方、急角度で上がる酒米…。
作物事情はどうなっていくのでしょうか。
とある酒蔵がこの騒動のきっかけといわれていますが、私は2、3年前に今日の状況が訪れる事を事前に学習会で学んでいました。
でも、さらにこの事態を予想した大阪府税務署はすげーと改めて感じるのであります。
あ、山田錦以外の種モミは手に入れやすいのですがね~。
私も大事に精米したいと思います。

