ネットフリックスで話題の映画を日曜日にパートナーくんと鑑賞。

 

 

戦闘シーンのない戦争映画という位置付けだそうです。ざっくりいうと、現代社会では通信を遮断してしまえば簡単に戦争に勝てるかも?というお話ですが、私が子供だった頃はラジオとテレビがやっと白黒で始まりましたという時代で、情報のほとんどは新聞などで得ていました。

 

 

それからだんだんと通信手段が多様化し、ネットがつながって今ではネットに接続できなければほとんど何もできなくなってしまいました。映画ではまずネットが繋がらなくなります。大規模通信障害ってやつですね。それはどうやらサイバー攻撃によってもたらされたらしいのですが、なにしろテレビも砂嵐だし、ラジオも繋がらないので情報はどこからも入ってきません。

 

 

現代では情報がどこからもない、というのが一種の恐怖の源なのかなと映画を見ていて思いました。あとはお決まりの停電からのクライマックスへ向かいます。

 

 

さていきなりネットに繋がらなくなるとどうやら現代では飛行機は墜落し、船は座礁するモノらしいです。まあうちのような小さな会社でも注文はほぼネット経由で入ってくるし、停電したらファクスも使えないし、電話回線もダメになったら何もできません。映画の中ではテスラが動かなくなって乗り捨てられてそれが道を塞いでいました。

 

 

 

映画の舞台はニューヨークからちょっと離れた田舎でしたが、結局のところ田舎でネットとあまり関係のない生活をしている人が一番強いかもしれません。まあそれも核弾頭を落とされるまでの話なんですが、会社の周りのお家を見渡してみるといまだに薪でお風呂を炊いているお宅がまだかなりあり、かまどのあるところもそこそこありますね。そしてコメや野菜は自宅で作っておられる方がほとんどだし、ちょっと山に入れば山菜も取り放題。

 

 

 

そして映画の最後のシーンで核シェルターを見つけた主人公の娘がそこに入っていくのですが、なかなかというか豪華なシェルターで、設置されたパソコンには広範囲で放射能汚染されているから今すぐ逃げるようにと表示されていました。多分世の中の上位何%かの人にはそういった情報が入るようになっていて、こういう豪華なシェルターで過ごすんだなあと思いました。

 

 

あ〜でも私はどんなにお金があってもシェルターで生きながらえることはしないかな。まずシェルターですから当然ですが窓がない。数年は滞在できそうなほどの備蓄がありましたが、そこで生き残ってどうするのかなあなどと現実的なことを考えてしまいます。数年後外に出られたとしてもそこは多分何もない。人もいないし社会インフラもない。

 

 

 

なので私なら爆風に飲まれて即死希望。

 

 

 

いずれそうなるんじゃないかな。海底ケーブルの切断とか、通信の遮断とか割とリーズナブルに敵国を混乱に陥れることができるし、攻撃は多分最低限で済むし、そうなるとお金もかからない。

 

 

 

という色々考えてしまう映画でした。面白かったです。

 

 

明日も頑張りましょう。