THE BOOGEYMAN 2023公開
【監督】
ロブ・サヴェッジ
【出演】
ヴィヴィアン・ライラ・ブレア、ソフィー・サッチャー、クリス・メッシーナ、デヴィッド・ダストマルチャン
【物語】
亡き母のクローゼット。セイディ(ソフィー)は思い出のワンピースを着て朝食に下りて行った。父ウィル(クリス)は、一瞬戸惑うも、一ヶ月ぶりに高校へ登校しようとする娘に「せめて上着を」と声を掛けるのがやっとだった。
妹のソーヤー(ヴィヴィアン)も悪夢で暗がりを怖がっていたし、ハーパー一家を支える父もまた、妻を失った悲しみから立ち直れずにいた。
ウィルはセラピスト。馴染みの患者から逆に心配されるも、自宅でのセラピーの仕事は何とかこなす。休憩していると、見知らぬ男(デヴィッド)がやって来た。「飛び込みは断っている。まずは電話による受付を」と言ったのだが、「奥さんを亡くしたあなたにしか私の気持ちを分かってもらえない」と言われ、やむなく話を聞くことにした。
その頃、高校では「お気の毒に」と皆から声を掛けられることにセイディは苛ついていた。友達グループの一人は気持ちに寄り添ってくれたが、他の友人らにそれは感じられない。口論となり、セイディは学校から抜け出し、自宅へと帰ってしまった。
ウィルが聞く男の話は異様だった。我が子が次々と亡くなり、犯人扱いされているというのだ。これは普通じゃない。ウィルはトイレに行くふりをして警察に電話をかけた。
しかし、その隙に男は診療室を出てしまった。自分の部屋に戻っていたセイディは、物音を感じ、様子を伺いに廊下に出ると…
「ブギーマン」ですよ!あれ?「ハロウィン」のモンスター名じゃなかったっけ?それともジョン・モクスリー(プロレスラー)?
と、ホラー映画を見ている割にはブギーマンが何だか分かってなかったなと反省<(_ _)>
ブギーマンとは、子供が暗闇などに潜んでいると感じる怪物のようなものを指します。従って子供の想像により姿は違うものとなるわけです。躾で「いい子にしてないとブギーマンに連れてかれるよ」と使われたりします。
となると、日本だとなまはげとか鬼とか妖怪のような類いかもしれませんね。
ということで、「ハロウィン」に登場するモンスターがブギーマンと呼ばれておかしいことはなく、また、今作が「ブギーマン」であることは、そのパクリではありません。
さてお話の方ですが、前半はなかなか正体がはっきりしないので、ゾクゾクするお話です。小さい頃に何かいそうで怖いっていうのは私にもありますね。夜中に起きて階下のトイレに一人で行くのはビビりましたからねぇ(^_^;
果たして妹の妄想なのか実体がいるのか?騒動を起こす真犯人がいるのか?これは見てお楽しみください。
それはそうと、ホラー映画を見て感じるのですが、外国のお家って暗すぎませんか?日本だったら手元のスイッチで、天井の照明がついて隅々まで明るくなるので、今作のようなひどい目に遭いませんよ?
ソーヤーちゃんは、光る玉なんて頼りにしてないで、リフォームを父に頼むべきでしたwww