ヴァチカンのエクソシスト | 「Obi☆Wan」の 映画大好き♪♪

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映画のブログです。趣味でやってます。なるべくネタバレ無しで冒頭あらすじと、自分の感想を書いています。お楽しみいただければ幸いです(*^_^*)

THE POPE'S EXORCIST 2023公開

 

【監督】

 ジュリアス・エイヴァリー
【出演】

 ラッセル・クロウ、ダニエル・ソヴァット、ピーター・デソウザ=フェオニー、ローレル・マースデン、アレックス・エッソー、フランコ・ネロ
     
【物語】

 何かに怯える家族の元に、一人の神父が訪ねてきた。彼の名はガブリエーレ・アモルト(ラッセル)。「豚は用意できたか?」と家人に確認し、その場にいた幼女に「兄のために祈りなさい」と告げると、奥の部屋へと進んでいった。

 

 アモルト神父は、エクソシスト。狂った形相で罵ってくる青年と対峙した。そして、速やかに事を終わらせたのであった。

 

 カトリック教会の上層部は、これを問題視し、アモルト神父を呼び出した。「また許可無く祓魔(ふつま)を行ったのか?主席エクソシストの座を降りたまえ!」と叱責する。

 しかし、「私を辞めさせられるのは、教皇(フランコ)のみ」と、アモルト神父は去って行った…

 

 同じ時期、夫を亡くしたジュリア(アレックス)は、一族の残した古い修道院へとやってきた。修復中のその修道院は、ジュリアにとって残された遺産。女手一つで2人の子を育てていくための希望であった。

 しかし娘のエイミー(ローレル)は、反抗期の絶頂。その弟のヘンリー(ピーター)は、父を失った1年前から口がきけなくなっていた。

 

 修復途中で引っ越してきたのだが、地下にガスだまりがあることが分かり、作業員たちは「この仕事はもうお断り」と去って行き、ジュリアたち3人は取り残されてしまった。

 それから、不可思議な現象が3人を襲うのであった…

 




【オビ☆ワン チェック】

 実在した主席エクソシストであられるアモルト神父の活躍を、かな~り誇張したホラー映画です。じわじわくる怖さというより、バーンドカーンといった派手でエンタメ性の高い作品です。

 

 アモルト神父は、自称16万回も悪魔祓いをしたと言ってます。(1日82回!)かなり個性的な方ですが、「悪魔に取り憑かれた人間の98%の原因は悪魔ではない」とも言っています。

 精神疾患など他の理由が圧倒的ではあるけれど、2%は科学的にも医学的にも心理学的にも説明ができない事例があるとのことです。う~ん、説得力がありますね。

 

 悪魔に関しては、個人的にはツッコミどころの多い存在です。憑依しないと力発揮できないの?とか、堕天使(神の使い)だから結局神よりは劣ってるの?とか、名前がバレると何で弱くなるの?とかね。

 

 今作もいろいろツッコミどころがありますが、面白かった。まずは、悪魔に憑依された少年の演技が素晴らしかった。ちょっと名作「エクソシスト」の真似っぽいですけど。眼球の変化などの映像技術が恐ろしくて良かったです☆

 

 そして終わりまで観ると、バディものっぽい?私の好きなジャンルじゃん!ってなりました。話の結末を観ると、何か続きが出来そう。ぜひ観客動員を稼いで、続編を作っていただきたいです☆