ヴァイオレット・エヴァーガーデン | 「Obi☆Wan」の 映画大好き♪♪

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映画のブログです。趣味でやってます。なるべくネタバレ無しで冒頭あらすじと、自分の感想を書いています。お楽しみいただければ幸いです(*^_^*)

VIOLET EVERGARDEN 2020公開


【監督】

 石立太一
【出演】

 石川由依、子安武人、水橋かおり、木内秀信、戸松遥、内山昴輝、遠藤綾、浪川大輔 

【物語】

 毎年行われる、海への祝詞を捧げるイベント。今年の祝詞を書いたのはヴァイオレット(石川)。
 この大役に、評判の自動手記人形ヴァイオレットを選んだのは市長だった。代筆依頼が3ヶ月待ちという売れっ子になったヴァイオレットの成長に、カトレア(遠藤)もホッジンズ(子安)も目を細める。
 
 そのホッジンズが経営するC.H郵便社は、電話の勢いに押されつつある。やがて自分たちの仕事はなくなるのかもと、社員は複雑な思いで電波塔を見上げるのであった。
 
 束の間の休日。ヴァイオレットは、ギルベルト少佐(浪川)の母の墓に行った。ギルベルトの代わりに、月に一度のお墓参りを続けているのだ。
 そこに少佐の兄(木内)が姿を見せた。兄は「もう弟のことは忘れろ」と忠告した。
 
 誰もいない社に戻ったヴァイオレットは、代筆以来の電話を受けた。ユリス(水橋)と名乗る少年に「自動手記人形は、どこでも駆けつけるんでしょ!」と請われ、ヴァイオレットは依頼を引き受けた。
 
 ユリスの元へ向かうと、そこは病院だった。「父と母と弟に、手紙を出したいんだ。僕が死んだその日に渡してくれる?」と言うユリスに、ヴァイオレットは「必ず」と約束した。
 そしてまだ何か心に秘めているユリスに、ヴァイオレットは、少佐への伝えられていない想いを話すのだった…

 



 

【オビ☆ワン チェック】

 テレビアニメシリーズ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」13話の続きであり、最終話となっています。
 よって、見ていない人にはお薦めできない感じです。しかし、今からでもNetflixで全話見てから映画館に行く価値はあるとお薦めします。
 
 とにかく観客数が凄い。シルバーウィーク中は全回満席。上映3日目で席が取れましたが、パンフもグッズも売り切れ。ただし、入場特典の小冊子はゲットできました。
 
 ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界の紹介は、先に上映された外伝の記事に載せてあります。再掲しますと、
 「主人公のヴァイオレットは、戦争でたくさんの命を奪った兵士。感情の起伏に乏しく、人の気持ちが理解できない娘です。戦争で両手と上官を失いました。戦後、郵便社で代筆業をすることになります。しかし人の気持ちの分からない娘。苦労します。
 それでも、手紙を送る人々の気持ちに触れる経験を積み重ね、感情が発達していきます。そして失った上官への想いに自ら気付いていくお話です。」
 
 アニメシリーズでいろいろな人々の想いを繋いできたヴァイオレット。ただ自分が繋がりたい少佐は行方知れず。届けることのできない想いに悩むヴァイオレットが、今作でどう決着をつけるのかが、見所です。
 
 アニメ屈指の神回エピソードも盛り込まれ、ファンはそこらで涙し、今作の依頼者ユリスに涙し、ハンカチを取り出す仕草が客席のあちこちで見られました。
 
 制作は京都アニメーション。さすがの作画でした。本作というか、このヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界、ストーリー丸ごとがお薦めです☆

 

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