今朝の松山は雨上がりで暖かく、日中は晴れて完全に春の陽気でしたなぁ
f(^_^)
でもって今回は、とりあえずこの度の東京出張ネタ『新大江戸お上り見聞録‼』の最終回でして・・・前歩で烏森口の『立呑処 へそ』を出た一行は、早い便の二人を帰し、残った二人でやって来たのは新橋のランドマーク・SL広場

(^-^)/
その裏手のレンガの通りを進んでいくと

交差点

「お二人さん
「エエよ
「いらっしゃ~い
σ(^_^;)?
さぁ~てと、さっそくメニューやけど

時間もないんで、「すんません『ホイス』2つと『がつ刺し』、それとコレとコレとコレ焼いて
d(⌒ー⌒)!
このお店も東京勤務時代よく通った『焼きとん』のお店ですわ
お店は立ち呑み&BBQスタイルの店外と、座ってゆっくり呑める店内がありまして、オープンな焼き場からモクモクと立ち上る煙が路地に溜まり、いかにも東南アジアの裏路地を彷彿とさせるロケーションから『野焼』って店名やねん
「はい『ホイス』です
『ホイス(310円)』

(^_^)/□☆□\(^_^)
「ワォ
で、この『ホイス』なる飲み物、東京以外の方、いや東京の方でも殆んど下町呑みをされない方には分からないと思いますが、前の店『立呑処 へそ』で呑んだ『ホッピー』が『ビール』の代用品だとすると、この『ホイス』は『ウィスキーハイボール』の代用品みたいなもんやねん
『ホイス』自体は『ホッピー』と同じノンアルコールで『甲類焼酎』と割ってんねんけど、成分は薬草とか漢方が入ってたりして『ウィスキー』に似せた味で、それで名前をもじって『ホイスキー』から今の『ホイス』になったみたいやね
「はい『がつ刺し』です
『がつ刺し(400円)』

(*⌒3⌒*)
「ノホッ
『がつ』=豚の『胃』やけど、絶妙な湯引き具合でチョー柔らかく、ジューシーですわ
「串あがりました~
『焼き豚(各110円)』

(^3^)/
上から『かしら』『レバー』『しろ』やね

(゜ロ゜;ノ)ノ
もう今さら解説はいらへんやろうけど、豚肉は牛肉と違って足が早いから冷凍してない『ホルモン』類は特に新鮮やないと危ないねん
その象徴がこの『しろ』で、豚の『小腸』やけど、見てのとおりいわゆる『白コロホルモン』状態で出てきて、メッチャ、ジューシーでチョー旨ですわ
で、ここらでお代わりはコチラ
『バイス(400円)』

\(゜o゜;)/
また訳の分からん飲み物やろうと思いますが、こちらは簡単に言えば『紫蘇サワー』やね
もちろん『バイス』自体はノンアルコールで『甲類焼酎』で割って呑み、『梅酒』の代用品になるんかなぁ
まぁ浅草の有名な『電気ブラン』が『ブランデー』の代用品だったように、洋酒がレアで高価だった文明開化以降から戦後のまともな酒類が無い中での東京の庶民の生活の知恵から生まれたアルコール飲料の数々で、隅田川以東の下町の酒場を訪れると未だにその文化が脈々と残ってまんねん
しかし、これ1本で2杯は呑めるなぁ
そして最後は左が『こぶくろ』と、右が『がつ』

q(^-^q)
この『がつ』の焼いたやつを食べれば、恐らくここの豚肉がいかに新鮮なのか一番に違いが分かるんとちゃうかな
そして『焼きとん』の中でもレア・アイテムの『こぶくろ』

o(^o^)o
「
まぁ名前から想像できるかもしれまへんが豚の『子宮』で、このクセの無いコリコリとした食感がまた旨いねん
f(^_^;
今から約10年前の東京勤務時代の5年間は、こんな酒場探訪をライフワークとしてましてん
w(゜o゜)w
当時はまだ吉田類の番組も人気が出る前で、『立呑み』や『角打ち』、『古典酒場』に『下町酒場』が俄に注目されだした頃でして、まだまだ『せんべろ』もできる酒場がたくさんあったんやけど、世に『スマホ』なるものがメジャーでなく、その時代のことは全く記録に残してまへんねん
( ̄∇ ̄*)ゞ
せやから、これからも東京出張は続くんで、機会があればボチボチ紹介していきますわ
「ごきげんさ~ん