みなさん、こんにちは。
今日も今日とて時計の修理。
この暑さが影響しているのか、
バッテリー交換で持ち込まれるお時計に漏電の跡が目立ちます。
軽度であれば、さほどの問題も無いのですが、
機械内部がびっしょり![]()
または、すでにそれが乾燥してカピカピなんてケースも・・・![]()
今回は昨日お預かりのブルガリ (BB23SGD)
前日まで普通に使われていて、
9月に入ってカレンダーが狂っているのに気づき一日回したそうです。
その後気がついたら止まっていたとの事で電池交換で来店されました。
電池から若干の液漏れが確認出来たのですが、
軽度でしたので、通常通りクリーニングして電池交換。
時計本体は問題なく動くようになりました。
っが、
カレンダーを合わせようとすると、リューズが空回り・・・
しかも変な音がする・・・。
お客様に伝えると、その前日自分でちゃんと回せたとの事。
ひとまず、その場での判断は出来ないのでお預かりする事に。
さて、何はともあれ開けてみなければ分かりませんので、ひとまず
OPEN!
ブルガリは回路の上に金属プレートが乗っているので、
分解して内部をチェック!
電池交換の時には見えなかった内部まで覗くと、
内部はすでに乾燥しきった漏電跡![]()
しかもその背面にあるのは、まさしく動かないと言っていたカレンダー
これは参考までに別のお時計のカレンダーですが、
こんな物が入っています。
カッピカピに乾燥したバッテリー液が電池下周辺一帯にまわっておりました。
接触不良、動作不良、理由はともかく
本来はココで分解掃除確定なのですが、
あまり費用はかけたくないとのご要望につき、
出来る限りのクリーニングで、再度組み立て。
現在動作確認中ですが、幸いちゃんと動いているようですので、
これなら、明日にはお渡し出来そうです![]()
ただ、お客様のご要望では有りますが、正直な話こう言った修理はお勧めは出来ません。
お車は半強制的に車検と言う制度が有りますので、
定期検査が入ります。
ところが、お時計は買ったらそのまま、壊れるまで使ってしまう方が多いのが現状です。
特に精度の高い高級ウォッチなどは、作りがしっかりしている事もあって、
少しくらいの不具合が有っても動いてしまうんですね~![]()
動かなくなるまで(壊れるまで)使ってからの分解掃除と壊れる前の分解掃除。
同じ分解掃除でも価格は格段に違います。
せっかく何十万円もかけて購入されたお時計であればなおさらです。
末永く大事に使ってあげて下さい。
その為のお手伝いをするのが、私の本当のお仕事です![]()













