皆さん、ご無沙汰しております。
先月、少々体調を崩し、数日間の休養を頂き、回復するも本調子といかないままブログをお休みしておりました![]()
11月を迎えてしまいましたので、気持ちを入れ替えて更新して参ります![]()
さて、本日はオメガの修理をお預かり致しました。
オメガ スピードマスターレーシング
編み込んだかのような柄の文字盤が非常に上品です。
友人のお時計なのですが、購入から数年が経過しており、
ストップウォッチの機能が作動したまま止まらないとの事で、
オーバーホールのお見積もりの為お預かりです。
確認した所、リューズは正常に反応しているのですが、
確かに上下ともにサイドのボタンが反応していません。
止める事もリセットする事も出来ない状態です。
ストップウォッチの機能は通常、
上のボタンでスタート&ストップ、下のボタンでリセットですので、
まずは明らかに上のボタンの不具合が疑われます。
問題となっていた部品がこちら↓
本来、赤く塗ったフックの様なパーツが上ボタンを押すことで右の歯車を引っ掛けて回します。
これによってストップウォッチの針をスタート、ストップさせます。
このフックが劣化により摩耗、外側にほんの少し曲がっており、
結果、歯車に引っかからない状態となっていました。
フックの角度を微妙に調整し、歯車に引っかかるようにした事でこの不具合はひとまず解消されました。
ちなみに、下のボタンはストップした状態でないと押し込めないようになっていただけでした。
こう言ったほんの少しの劣化で時計は動かなくなります。
『部品を壊さない事』が時計を長持ちさせる秘訣です。
お車には車検が有りますので、定期的に検査が出来ますが、
お時計は動かなくなるまで使ってしまう人が多いのが現状です。
動かなくなる=壊れたと言う事です。
修理+分解掃除になると、場合によって返って高くつきます!
ですので、数年に一度、出来れば2、3年に一度は
分解掃除(オーバーホール)しておく事を強くお勧めします!


