転んでもサーキットへ ~モータースポーツ観戦と回復の記録~

転んでもサーキットへ ~モータースポーツ観戦と回復の記録~

モータースポーツの現地観戦をメインに、病やケガからの回復、アユ釣り、日々の楽しみを綴るブログ。挑戦と楽しみを大切に、サーキットや自然の魅力を発信します!

【くさつランフェスティバル参戦記】


—— 10kmってこんなに長かったっけ?


今日は くさつランフェスティバル10kmの部に参加してきました!





アキレス腱断裂から回復して9か月経過。医師には、走高跳や瞬発系の負荷がかかる運動は「やめておいた方がいい」と言われているので、苦手な長距離に挑戦することにしました。


■スタートからいきなり事件

「今日は60分切るぞ!」と意気込み満々でスタートしたものの、

最初の2kmを11分30秒で通過。

(いや、速いんよ自分。いつも練習でそんなスピード出してないでしょ…)


案の定、後半バテて歩くという完全に“マラソン初心者あるある”を回収。

しかも2周目あたりから、練習ではいつも“5km過ぎから楽になる”はずが…今日は全く来ない!楽になるゾーン迷子!!


■服装ミスという伏兵

さらに今日は天気がめちゃくちゃ良くて暑い。

「寒いと思ってアンダー多めに着込んだ」自分、前日に呼び出して説教したいレベル。

走りながら「あの1枚さえ脱いでいれば…」と5回は思った。


■タイムはというと…

結果は 63分20秒前後でフィニッシュ。

惜しくも60分オーバー!

でも初レースにしては上出来! …と自分に言い聞かせておく。


気持ちよく走れて、途中歩いたとはいえ最後まで諦めずに完走できたので

総評:10点満中 12点(自己採点は甘めでいきたい派)





■レース後のお楽しみ

参加賞に 750円分のチケットが付いていたので、迷うことなく「スエヒロの牛めし」へ一直線!

1300円の牛めしが、750円で食べられる幸せ。疲労回復よりまずコスパに感激するランナー。






もちろん味は文句なし。むしろ後半バテたのは、あの牛めしのために胃袋が先にエネルギーを要求していた説がある。


さらに会場には、滋賀の草津には温泉がないことを逆手に取った「おんせんないカステラ」が売っていたので家族へのお土産にゲット。







加えて、この前の鈴鹿のスーパーフォーミュラで買い損ねた「ハリケーンポテト」も三女へのお土産として購入。家族の笑顔のため、疲れた脚をひきずって並ぶランナー。





■まとめ

・最初のペース上げすぎ注意

・寒いと思って着すぎ注意

・牛めしは正義

・家族へのお土産も忘れずに


次のレースは

「スタートダッシュ禁止」「アンダー多くしない」

そして「完走後の飯とお土産は全力で楽しむ」

この3つを胸に挑みたいと思います。


スーパーフォーミュラ最終戦 in 鈴鹿

— 第10戦(富士の代替)と第12戦、父娘でバタバタしつつ満喫してきた話 —

朝から三女と鈴鹿サーキットへ。
…と言っても、三女は前日のバスケ遠征でグロッキー。車の中でぐっすり。
その間に私はひとりで場所取りと、キャノンの双眼鏡を借りにゲートオープン直後のサーキットへダッシュ。
用事を済ませて、また駐車場に戻るという “朝からイン・アウト・イン” の忙しさ。

ようやく三女の朝ごはん&準備を終わらせ、午前の決戦前になんとかサーキット入り。
今日はグループ来場特典でドライバーズカードとリストバンドもゲット。
さらにエンジョイホンダのスーパーフォーミュラタイヤ交換体験、見事に当選!

「レーススタートあと30分やけど…まあ行くか」
という無計画さ全開で挑む父娘。

三女と「せーの」でカードをめくると、私は推しの 牧野任祐選手!
三女は見事シリーズチャンピオンの 岩佐歩夢選手!
親子で引きが良すぎて笑う。

タイヤ交換体験では、まず保護メガネと手袋を装備。
タイヤ交換体験では、保護メガネと手袋をして、ガン(約5kg)の取り扱い方をスタッフの人から丁寧にレクチャーしてもらう。
実際に持ってみると、想像以上に重い。
「これで数秒で作業してるって、どんな腕力と集中力なん…」と感心。




いざ交換が始まると、スタッフさんにサポートしてもらいながら慎重に作業。
終わったあと三女がポツリ。

「これからはタイヤ交換ミスしたメカニックに“クビやな”とか絶対言わへんわ…」

体験して初めてわかる世界がある。

現場体験って偉大。

前日も父だけ楽しんでいた

ちなみに昨日、私は eMS のレーシングシミュレータ体験に当選。
フォーミュラカーに乗り込み、GT7で鈴鹿を4周。
「1周で終わりかな?」と思ったらまさかの4周。

1周目は奇跡的にノーミス。
2周目からは現実に戻され、逆バンクで飛び出し、デグナーでスピン…。
ハンドルは重いし、切れ角は敏感すぎるし、PS5のコントローラーとは別世界。
ドライバーってあらためてすごい(すごいしか言えん)。

 

あ、フォーミュラカーに乗り込んだ感想は狭かったけど包まれてる感じがして安心やった。





レースはというと

第10戦:牧野任祐選手、ポールからのスタートで2位フィニッシュ。
第12戦:岩佐歩夢選手、ポール・トゥ・ウィンでシリーズチャンピオン決定!

父娘が朝からバタバタ動き回った甲斐もあって(?)、2025シーズン、良い締めくくりでした。

 

ちなみに、バスケ遠征やらでSFを追えてなかった三女。

行く前は「誰を応援しようかな〜」と迷っていたけど、レース後に太田格之進の悔し涙を見て「来シーズンは応援する!」と決意。


開幕戦で当選したサイン入りスパークリング日本酒は、牧野がチャンピオンになったら開けようと思っていたけど、来シーズンまでおあずけに。


もし牧野選手と太田選手が来年も同じチームなら、親子で「ダンデライアン応援」


さらに三女は「頑張って朝早く起きて準備するから応援するからタオル買おう」と張り切り、来年3月の開幕戦が楽しみになった様子。


レースがとても面白くシーズンが終わってしまったことを残念がってた。



ドライバーズタイトルトロフィー


遥子女王杯を賜る岩佐選手


リーダーズボードにメッセージ


チームタイトルはダンデライアン


来年はドライバーズタイトルもよろしく


全ドライバー集合


月と観覧車が綺麗だったのでパチリ

今日は仕事をお昼で切り上げて、鈴鹿サーキットへ。

史上初の3レース開催となるスーパーフォーミュラ最終戦のフリー走行2回目を見に行ってきた。









まずはP6駐車場。

最近EV充電器が付いたので、サクラで充電しながら車中泊できると思い試してみたけど…エラーで充電できず。

エネチェンジは「施設側」、サーキットは「他の車は使えてる」。

結局、日産に確認するとサクラは6kWの充電器に非対応という結果。

サクラで充電しようと思っている人は要注意。


気持ちを切り替えてコースへ。







今年も去年に続いて、牧野任祐選手の逆転チャンピオンを応援。

風は強かったけれど、日が出ていて昼間はそこまで寒くなかった。

でも日が沈んだ瞬間、一気に冷える。やっぱり11月の鈴鹿は侮れない。


今日はソロ観戦。

明日(土曜)もソロだけど、日曜は久しぶりに三女の部活もクラブの試合もないので2人で行ける予定。

エンジョイホンダもあるし、イベント盛りだくさんでスケジュールはタイトだけど、それも含めて楽しみ。


まずは明日の土曜をしっかり満喫する!





10月10日(金)、ついに「ラスト万博」へ行ってきました。

お目当ては、うつ病治療のVR体験。

──とはいえ、

「どうせ予約なんて取れないでしょ」と、前日の昼休みに軽い気持ちでポチッたら、

まさかの“取れちゃった”。

しかも「西ゲート9時」。

いやいや、そんな朝イチから行くつもりじゃなかったのに。

カンサイマーズでバスの始発(8時)がポツポツ空いてるのを見つけ、

とりあえず9時のバスを押さえつつ、

「8時に変えたいな〜」とポチポチしてたら── 取れた。

その代わり、今でもPayPayの「支払いキャンセル通知」がポンポン届いてくる(笑)

当日は最寄駅の始発で出発。

桜島駅に着いたのが7時20分ごろ。

すでに8時組が並んでいて、9時組も駅の方で待機中。

みんな気合い入りすぎ。

運よく8時発のバスに乗れて、8時20分に西ゲート前へ。

充電温存のためにスマホを封印して、クロスワードパズルで時間つぶし。

(こういう時の自分、ちょっと昭和っぽい)

手荷物検査が始まり、ゲートオープン!

9時20分ごろようやく入場。

「イタリア館空いてたら入るか〜」と思ったら、まさかの4時間待ち。

「じゃあアメリカ館!」と東へ向かうも、こちらは入場規制中。

当日予約で三菱未来館が取れたので、トイレ済ませて突撃。

最前列ど真ん中で映像を見て──終わり。

展示とかあるのかと思ったけど、潔く終わり(笑)

その後は当日予約端末へダッシュ。

10時35分ごろ、ちょうどガンダムの予約解放タイム。

「よし、この3分にすべてを賭ける!」と挑むも、撃沈。

(3分って、ガンダムファイトより短い)

気を取り直して近くのトルクメニスタン館の列に並びつつ、

5G通信に切り替えて再チャレンジ。

そして──

まさかの11時過ぎ、ガンダム予約成功!

テンション爆上がりのまま、列を離脱してガンダムパビリオンへ。

その前に、持参したおにぎりとパンで腹ごしらえ。

なんか遠足みたいな展開になってきた(笑)

ガンダムの世界で感じた「平和」のかたち

ガンダムパビリオンの世界は、軌道エレベータで宇宙へ行く未来。

映像を見ながらふと思う。

「あぁ、この世界は平和なんだな」って。

実は今の技術でも、軌道エレベータは“理論上”作れるらしい。

でも、それが実現できるのは平和な世界じゃないと無理。

そんなメッセージを感じた。

MS(モビルスーツ)の平和利用で「ビームサーベル農業」なんてアイデアも出てきて、ちょっと笑ってしまう。

(あれ、トマトとか焼けない?)

そして登場したジオング。

でかい。こわい。

しかも伝説のパイロットのAIを搭載したガンダムが出てきて、

「人とAIが共に生きる未来」ってこういうことか…と妙に納得。

パビリオンを出るとき、

中に入った人しか撮れないガンダム像の後ろ姿を撮影。

なんだか「行ってきます」と「さよなら」を同時に言われたような気がして、

胸が少し熱くなる。


VRの中で再び歩く ― 「知財のチカラ」へ

そしていよいよ、今回の本来の目的である「知財のチカラ」パビリオンへ。


うつ病治療のVR体験があるらしく、ワクワクしながら向かう。

ワッセにはすぐ入れたけど、

体験コーナーは30分待ち。


内容は、認知行動療法をVRで行うというもの。

なるほど、理にかなってる。

でも正直、重度のうつのときはこれ難しいなと思った。

ゴーグルをつけて操作する余裕なんて、その頃の自分にはなかった。

これは、少し回復してからの治療に向いているなと感じた。 





他の体験もしたかったけど、ちょうど団体予約枠の時間。

残念ながらあまり体験できず。

でも一つ印象に残ったのが、「頭の動きで歩く」体験。

寝たきりでも頭を動かせれば、“歩く感覚”を再現できるという。

映像を選べたので、富士登山をチョイス。

画面の中で、久しぶりに“自分の足で登る”感覚を味わった。

体験を終えて、カプセルトイを回す。

出てきたのは──ミャクミャクのアクリルキーチェーン。

「また増えたな、ミャクミャクグッズ…(笑)」

最後は、大屋根リングの“海の上を歩く道”へ。

これまで歩けてなかった場所を、静かに一歩ずつ。

潮風が気持ちよくて、

目の前に広がる青い景色の中で、

「これで本当に終わるんだな」と思った。




ガンダムにも、VRにも、そしてミャクミャクにも癒やされたラスト万博。

未来って、誰かが作るものじゃなくて、

少し元気を取り戻した誰かがまた歩き出すことで できていくのかもしれない。

(了)

3回目の万博は、ちょっと特別。

実はこのチケット、会社の人から「うちの子もう行かへんし、よかったらどうぞ」と譲ってもらったもの。

ありがたくいただき、今回は万博ひとり旅。


新大阪からEXPOライナーに乗って桜島駅へ。

隣に座ったご婦人と自然と会話が始まり、「どちらからですか?」と聞くと、

「九州の友達と会場で待ち合わせしてるんです」とのこと。

旅の途中でこういう出会いがあると、もうそれだけでちょっと万博っぽい。


会場に着いたら、まずはベルギー館のワッフル。

焼きたての甘〜い香りに吸い寄せられて列へ。

サクッとふわっと、理屈抜きでうまい🍴

続いてフランス館のクロワッサン。

じゅわっとバターが染み出して、これまた最高。

もはや「パビリオン巡り」ではなく「パン巡り」状態。





次に向かったのはロボットモビリティステーション。

海上で動く“イカダロボ”が展示されていて、ちゃんと波に揺られながら動いてる。

大阪のお堀でも実証実験中とのことで、イカダなのに意外と仕事熱心。

続いて出会ったのが、コミュニケーションロボ・ハナちゃん。

介護施設でおばあちゃんたちとお話したり、歌を歌ってもらったりしているとのこと。

実際に話しかけると、ちゃんと反応してくれてなんだかほんわか。

「AIが“相手”になる時代」って、もう未来じゃなくて“今”なんだなと実感。




ロボットのパビリオンでは、aiboの「コロッケ」くんに遭遇!

飼い主さんと話して、「将来はaiboが普通に散歩してる街になってほしいですね〜」と盛り上がる。

最後はコロッケとツーショット📸


1人だったので自分の写真を撮ってもらえてよかった!


次は未来航路へ。

日本の中小企業が手がけた探査ロボットが並び、火星や月の地形を模したステージで操縦体験もできる。

これがなかなか難しくて、ちょっと動かすだけで手汗が止まらない。

でも、うまく動いた瞬間の「NASAいけるかも」感がクセになる😂




地元・滋賀の企業**「人機一体」の展示も発見。

動いてはいなかったけど、JRが実際に使っているそうで、見た目はまさにアニメのロボット**。

無言の迫力があって、つい見入ってしまった。




次に見たのは、AIで養豚や牛の匹数管理・体重測定ができるシステム。


「これ、うちの仕事に応用できそう」と思ってスタッフに話しかけたけど、反応が薄い。

たぶん…バイトさん。










午後は空飛ぶ車のデモフライト!

離陸から着陸まで見られて、まさに“未来”。

思っていたより静かで、「ドローンの親玉」みたいな感じだった。





その後、西の果てでガンダム当日予約チャレンジをしながら休憩。

……全滅。電波も運も今日は休業中。


17:30からの知財イベントで「こみゃく」のデザイナーさんの話を聞きたかったけど、

途中で「ミャクミャク焼き12個入りを買うと、1000円を超えてくじが引けます!」の声が。

並んでみたら、これが今日いちばん長い列😂



イベントには間に合わなかったけど、くじではピンバッジ当選!(地味にうれしい)

帰ろうとしたら、ちょうど花火がスタート🎆




夜空に広がる光を見ながら、「やっぱり来てよかったなぁ」としみじみ。

19:10からのアオと虹のパレードを見ようと大屋根リンクへ向かうも、

人・人・人でまったく動けず、「これ以上は遭難コース」と判断して撤退。


東ゲートに向かう途中、なんとチケットをくれた会社の人にばったり遭遇!

「ヌルが取れたから今から行くねん」とのこと。

こちらはもう体力ゲージ0なので、「じゃ、お先に失礼します!」と笑って帰路へ。


駅は混んでいたけど、意外とスムーズに帰れてホッとした。


今回は、

もらったチケットで始まり、ワッフルとクロワッサンで満たされ、未来ロボと花火で締めるひとり万博旅。

未来と現実、そして甘い香りが入り混じった1日だった😄