ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

私にとって味覚とは思い出です。

周りの雰囲気。

一緒にいる人。

シェフやギャルソン・ソムリエの眼差しや笑顔。

そして作り手のこだわりと情熱。

ブリュッセルやブーローニュの森の中にひっそりと佇むシックなレストラン。
ドーヴィルの路地裏にあるバーや漁師町マルセイユの本物のブイヤ・ベース。
トリノのバールやヴェネツィアの立ち呑み居酒屋。
ブルターニュのプレサレやオマールの鬼殻焼きをだしてくれる一見寂れたレストラン。


日本でもそういう雰囲気を感じさせるお店を紹介していきたいです。
私の味の思い出がお伝えできたら嬉しいです。

横浜のホテルにチェックインする前に昼食を取ろうとしたが、連休のためどこも凄い行列だった。
そんな中、宿泊するホテルの1階に素敵な店が入っていた。
蟹専門店蟹風船である。


何とランチをやっていて、考えられないくらいリーズナブルな値段だった。


私たちは、たらば尽くし膳とずわい尽くし膳を注文した。


まずは、エビスビールを注文した。


私のたらば尽くし膳が届けられた。


天ぷらは海老ではない。
たらば蟹なのだ。
風味が凄かった。


焼きたらばまでついている。
単品なら5,000円くらいするのに。


同行者のずわい尽くし膳も凄い。


お造りの中には、ずわい蟹の刺身も入っていたのだ。
とろけるように身が甘く美味しい。


また驚かされたのが、蟹グラタンの美味しさだ。


しまいには、蟹釜飯ときたもんだ。


茶碗に嫌という程盛っていただく。


茶碗蒸しだってしっかりと蟹が入っていた。


締めの柚子シャーベットを食べたあとは、


幸せな気持ちでホテルの部屋に戻ったのである。
昔、青山骨董通り沿いにスイスチョコレートの名店レダラッハがあった。
いつの間にかなくなってしまい、当初は途方に暮れていた。
先日、銀座中央通りを歩いていたら一丁目の方面にレダラッハが店を構えているのを偶然見つけた。


ブロックチョコレートを置いてあるのは以前と変わっていたし、蜜蜂の形のチョコレートもなくなってしまっていたが、


プラリネ中心の


ボンボンショコラが



何種類も並べられていたのだ。



私は、10種類の自分好みのプラリネを選んで箱に入れてもらった。
このご時世に、一粒370円くらいの価格というのは破格ではないだろうか。
私は、その箱を持って、翌日横浜スタジアムが部屋から見えるホテルに宿泊することにした。


本当に横浜スタジアム前でチェックインした頃、横浜vs広島の試合をやっていて、窓を開けなくても、歓声が聞こえてきたのだ。


私はミュージックビデオを観ながら、


レダラッハのショコラを


つまんだのである。



蓋を開けると、


美味しそうなプラリネが顔を見せる。


どれを食べても


美味しく、幸せな気持ちになるのだった。
焼肉うしごろ銀座店で夕食を取った。


この間、焼肉うしごろ池袋店で特選ランチをいただいたが、夜はお店の方が肉を焼いてくれると聞いた。
まずは、ユッケが届いた。
徳島の特別な卵の黄身と上質な黒毛和牛の生肉との取り合わせは格別だった。


うしごろサラダのサラダ菜の葉には1枚1枚味がつけられでいて食べやすい。


さあ。
焼肉の時間が始まる。
やはり店員さんが肉を焼いてくれる。
薄切りタンに葱がたっぷりと敷かれ、それをサンドした形にしてじっくり焼いてくれた。


できあがったタンの葱まみれが美味しくないわけがない。




次は、赤身肉のランプとホルモン類を焼いてくれた。


これもお店の方が上手に炙ってくれる。


そして、その後は予想外の展開に事が進んでいく。


何と肉を炙ってすき焼き仕立てにして食べろという。


それも例の卵の黄身をまぶして、ご飯の上に載せ、いただく。
至上の幸福が訪れるのであった。


それだけではない。
その後は、しゃぶしゃぶも作ってくれたのだ。
これももの凄く美味しかった。


次は食事となるので食べたいものを選ぶことになった。
私は、一番人気だといううしごろカレーにした。
何とこのカレー。
ルゥーが全部和牛であった。


デザートはコーヒーのブラン・マンジェにした。
これも美味しい。


最後は口直しにイタリア製のミントキャンディが出てきた。


何という店だろうか。

祝日の銀座は人出が多く、少し休憩しようとしても、銀座ウエストやオーバカナルには物凄い行列ができていた。
かなり歩き疲れ、プロントでもいいやと想いかけたその時、私はある店のサインを見逃さなかった。


そこはあるホテルのラウンジのようなところなのだが、広くゆったりしていて涼しく、人が少ない。
1,200円のチキンスパイスカレーを頼むと、フリードリンクがついて、何杯お代わりしても無料である。


チキンスパイスカレーはなかなか美味しい。
レトルトではなく。しっかりホテルで作っでいる。


デザートにフリードリンクをつけても1,200円だった。


フルーツたっぷりの下にブラン・マンジェが忍ばせてあった。


フリードリンクは、オレンジジュース、アップルジュース、アイスコーヒー、アイスティーもある。


身体が冷えてきたら、容れ物を替えてくれ、温かい飲み物も飲むことができる。


ここは銀座のオアシス的な穴場だと思う。
随分と久しぶりに銀座ダズルに行ってみた。


相変わらずUFOみたいで圧巻のワインセラーだ。


上からはガラス玉が吊り下げられているし、


エンタテインメント感満載のフロアーだ。


フランチャコルタを飲んだ後、ワインリストにラリエ・シャンパーニュ・R.020・リフレクション・ブリュットがあるのを見つけそれをお願いした。


自家製パンが出されたが以前とレベルも種類も変わっていた。
サルシッチャとラグーソースが練り込んてあるパンなど凝っていて美味しかった。


ポタージュスープもかなり美味しい。


前菜もレベルアップしていた。
3種類の自家製モルタデッラのうちイノシシのハムがかなり良かった。


和牛肉のポルペッタ・ぺぺロナータ・ソースは、肉の旨みとソースとチーズとのハーモニーが良かった。


鬼手長海老のソテー、蓮根のフリット、ケッカ・ソースは鬼手長海老そのものの味が濃い。


フランス産季節きのこのカルボナーラとタリアテッレ、セップが上質で濃厚なチーズのソースとの相性もとても良かった。


パッパルデッレと鴨肉のボロネーゼ、九条葱とパルミジャーノは鴨肉とトマトソースとパッパルデッレとのバランスがいい。


ペコリーノのバスクチーズケーキは濃厚で味がいい。

   
塩アールスメロンと抹茶のロールケーキも美味しい。


食後は、カッフェ・アメリカーノをいただいた。



いやあ。
料理の質のレベルが格段に上がっていた。
相当腕利きのシェフを招いたのだろう。