人はついつい、目立つ所に目や耳が行きがちです。
合唱で言ったら、旋律を歌っているソプラノやテノールの部分。でも、その旋律をより美しく聴かせるために、違う音も存在しますね。アルトやバスの声や、ピアノ伴奏があったり、オーケストラのそれぞれの楽器の音があったり。
私は、歌の勉強をしたことがあるので、ついつい歌のメロディーや歌詞に聞き耳をたててしまいますが、作曲の先生から、他の音も聴くように宿題が出ました。そう言えば、どんなハーモニーになっているのか、しばらく聴いていなかったなぁ。指揮者さんとか、作曲者さんとかは、そういうのは当たり前に聴いていらっしゃるとは思いますが。
これね、けっこう人間関係や世の中でも、当てはまるのではないかと思うんですよ。ついつい、目立つ人に目がいってしまうんですが、その人を地道に支えてくれている人やシステムがあったり、発信したら受け取ってくれる人がいて、売ったら買ってくれる人がいて、全体的なハーモニーが保たれますね。目立つ人も、発信者や売る人も、一つの部分なんですね。どの部分も大事ですものね。
欠けたら、成り立たない。
音楽から俯瞰しすぎて、人間関係、世の中のあり方みたいなものになってしまいました😅
さて、もう一度レッスン録画を見直してから、色んな音楽のハーモニーを感じてみようかな。