”仰げば尊し”の歌詞は、係り結び。学校時代、古典の時間に「係り結び」を習いましたよね。 知らない、というかたは、たぶんその日に休んだのでしょう。 係助詞「こそ」のあとの結びの動詞や助動詞は已然形になるという法則です。 歌詞「今こそ別れめ」(今こそ別れよう) 「今」(名詞) 「こそ」(係助詞) 「別れ」(下二段動詞「別る」の連用形) 「め」(助動詞「む」の已然形) もし「こそ」が無ければ「今別れむ」(今別れよう)となっていたわけです。