いつもとテーマを変えよう。
今から10年間に、フランスのパリで国際会議があり、妻の分の飛行機代金と
宿泊代を負担てしくれるとのことだったので、妻をカバン持ちにして連れて行った。
わたしは、日本の大学及び大学院を修了した後、研究のためにパリ大学(正確な名称は避けます)へ
留学し約5年間滞在した。
だから、フランス語、英語、イタリア語はできた。
語学というのはおもしろいもので、ひとつの外国語をマスターしてしまうと、学習の要領とコツがわかるので、
短期間で次の外国語をマスターしてしまう。特にヨーロッパ言語にはみな共通点があるのでわかりやすい。
日本人は、1年間学習すればフランス語はマスターできる。
日本語は母音が多い。フランス語も母音の発音が多く子音は発音しないルールなので、日本人にとっては
さほどむずかしくない。
英語圏の人間が一番フランス語が苦手である。
妻は、英語はある程度できるが、フランス語はゼロである。
それで機内でトレーニングをしてやろうと思い、フランス語でどういうかフランス語で書いた後に発音を
カタカナで書いておいたから、この紙をよく読んでワインをもらってきてくれない?
と頼んだ。
妻は、いじわるね、自分で行けばいいのに、というので、
意地悪ではなく、君を鍛えてやっているんだよ、といい、
無理やり行かせた。
何と通じてもらってきたではないか。
これには驚いた。
君は、才能があるなあ、というとほめてもだめよ、と言われた。
つづく