jean-pierreのブログ
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

「おかま」は侮蔑語か

なんとなくダスキンのサイト見てたんですよ。ヤフーのトップに広告があったんでクリックしてみたんです。そうしたら、環境サミット2009ってサイトで。何人かが集まって会議してるみたいな場面が出てきました。このサイトなんですが。
多種多様な人が環境について語る、みたいなつくりなんですが。サラリーマンやら主婦やら外国人やらが出てきてて、おかまってのが出てくるんですよ。ちょっと驚きましたねえ。
というのは広告ってすごく言葉にシビアというか、普通差別語は絶対に使われません。差別語どころかあまりよいニュアンスがない言葉もめったに使われません。
百姓とか床屋とか、なんでこれがダメなの?って思う言葉ですら使われないんです。
だから、このサイト作ったのは広告のプロじゃないのではないかな?なんて思ったんです。広告費なんて不景気になると真っ先に削られる運命にあるので、社内で素人のwebデザイナーが作ったのかな、なんて。

以前にも書きましたがは当事者が不快感を持つのなら、障がい者という書き方も受け入れるべきなんだと思うんですよ。だからちょっと、このサイトはいかがなものか、と思います。

とにかくどの会社でもエコを訴求したがるのが最近のご時世です。しかし、殆どの経済活動とエコってのは相容れないものなんですよね。人間が活動量を増やせば増やすほど排出されるCO2は増える訳で。
特にテレビです。テレビで環境問題を語るのはまさに自己矛盾です。「誰にも出来るエコ」なんてテーマが取り上げられる事が多いんですが、そんな番組見るよりテレビを消すほうがよっぽどエコです。
局も多すぎますよね。東京なら2つ程なくなってもいいんじゃないでしょうか。テレビ局がどれ程のエネルギーを浪費して、どれ程のCO2を排出しているのかなんて算出したら恐ろしい数字になるはずです。
まあ、テレビは広告収入が激減してますから、長期的には局の数は減るかも知れませんね。新聞の淘汰の方が先かも知れませんが。

実際にみんながエコに本質的な部分で目覚めてしまったら実は大変なことになります。皆がテレビを消して、パソコンを消して、余暇は例えば図書館でおとなしく本を読む、スポーツは公園を散歩、なんてスタイルになったら、国内の経済はガタガタになります。
物が売れなくなり、その結果企業は新しい商品を開発する余力を失います。国際競争力が失われて、所得が劇的に下がりますから出生率はますます下がる事になります。今以上に結婚や子育てをあきらめる人が増えるからです。結局は国力が大きく低下するんですね。
実は、我々先進国での生活はある程度、浪費によって成り立っているのです。

だからこそ各企業はエコに親和性のある商品やサービスを生み出そうと必死になってるんですね。ダスキンも広告を作るに際してエコを追及してプロに依頼しなかった。その結果出来の悪い広告を作ってしまった、という事なんでしょうか。

男がいるとトイレが汚れる

よく言われる事ですね。男性が家にいるとトイレが汚れる。具体的には床にこぼれるんですね。だって立って用を足すのだから跳ね散らかって当然なんです。便器の中のある一定の場所を狙うと飛び散りにくい、なんて話もあるんですが。そこを狙っても飛び散るのは防げません。

でも、一つ言わせてもらうと、女性が家にいると、トイレットペーパーの消費が異常に激しいです。トイレットペーパーって水に流せるように水溶性なんですよね。だから大量に使う必要があるんでしょう。たぶん。

公衆トイレなんかで男性用と女性用が薄い壁一つでしか区切られていない、みたいなとこがありますよね。そこで、なんだか犬のうなり声というか何かが回転しているかのような音がする事があるんです。ガロロロロ・・・って。これは何なんだろう、って思いつつも深く考えた事はなかったんですが、ある日能町みね子さんの本のトイレネタで長年の謎が解けました。
あれは女性がトイレットペーパーを思いっきり引き出している音なんですね。私の家族にはあんな音を立てる人はいませんでしたから、事実を知って衝撃を受けました。一体どれだけの力を込めて引っ張ってるのだろうか。

ここで、恐ろしい話を一つ。
オシッコが跳ねるのは家庭用の便器だからであって、男性の小用専用のアサガオって言われてる奴なら大丈夫、というのは嘘です。
例えばですね。私はプールに行くと着替えて小用を足す訳です。だって泳いでる最中にトイレ行きたくなるのは嫌ですからね。その後にシャワーを浴びてからプールに入るんです。
で、小用を足していると、足に跳ね返ってくるのがはっきり分かります。つまり、世の中の男性の殆どの人が穿いているズボンにはもれなくオシッコが付着してます。ジーンズとかあまり洗わない習慣の人もいます。そういう人のジーンズは実はとても汚いのです。

逆上がりじゃなくて坂上がり

渋谷で「今日坂上がりしよっか?」なんて言ったとします。これ、意味が分からない人の方が多いんでしょうか。デート中に男の子が女の子に、言ったりする言葉です。今の若い人はそんな言い方しない、のかもしれませんね。
場合によっては女の子が男の子に言ったりするらしいです。私は言われた事はありませんが。

この場合の坂は道玄坂の事です。で、坂を上がったところには円山町があるわけです。渋谷区円山町。ファッションホテルがいっぱいあるんですね、その辺は。

こういう特定の人の間だけでしか通じない言葉って結構ありますよね。いろんな業界にはそれぞれ業界用語があるし学術用語なんかも特殊だったりします。で、そういった専門用語じゃなくて読み方だけが特殊だったりする事もあります。
例えば、心理学者は外界を「がいかい」と読みます。げかい、とは読まないんです。
相場関係者は経常利益のことを「けいつね」と言います。計上と間違える可能性があるからそう言われてるんでしょう。でも計上利益、なんて言葉はないんですけどね。ちょっと謎です。旅行業界では7をシチとは発音しません。ナナと言います。7月はシチガツではなくてナナガツと言います。

言葉の間違いの揚げ足取りをするのが好きな人って結構いますね。とうか「正しい日本語」本が書店に行くといっぱい並んでて、一種の流行りなのかもしれませんね。正しい漢字の読み方とか。

例えば喫茶店って本来は「きっちゃてん」と読むのが本来は正しかったんです。しかし今の辞書できっちゃてんでは引けなくなってます。独壇場も本来誤用なんですね。どくせんじょう、独擅場が正しい言葉なんです。壇と擅、よく見ると違う文字です。これも今ではほぼ独壇場しか使われなくなりました。地名なんかもそうですね。秋葉原は「あきばはら」だったものがいつの間にか「あきはばら」に変化してしまってるし。

言葉って、すこしづつ変わって行くんです。使われ方も変るし、意味そのものも変っていきます。だからあんまり目くじら立てるのもどうかと、思ったりします。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>