L’été ~ 夏

Clémentine クレモンティーヌ

 

この曲は、クレモンティーヌの1992年のアルバム「アン・プリヴェ ~東京の休暇~」の収録曲で、作詞は Mareela Mitz、作曲は、アコースティック・ギター・デュオの GONTITI がしている。

曲調は、フレンチ・ボサノバで、聴き心地がよいことから、カフェやレストランで以前よくかかっていた。

 

クレモンティーヌは、フランスのアーティストだが、自国ではそれほど売れておらず、日本の方がずっと知られて、聴かれている。

音楽プロデューサーの井出靖が1990年代初頭、オリジナル・ラブをプロデュースした後で、誰かいないかとヨーロッパ中を駆け回って、SONYフランスで、クレモンティーヌの音源 "absolument jazz"

に出逢った。彼女のウィスパー・ヴォイスを聴いた瞬間、日本で受けるに違いないと確信する。

そして、オリジナル・ラブの田島貴男、ピチカート・ファイブの小西康陽、GONTITI、小沢健二らと話し合い、アルバム「アン・プリヴェ」を製作するに至ったのだった。

このアルバムは、日本人が抱くフランスのイメージが描かれていて、面白い。