1980年前後の頃、アイドル・ファンで、「オフコースやさだまさしのコンサートに行くのは、ブスばかりだ。」とまことしやかに言う連中がいた。
付き合っていた彼女がオフコース・ファンだったので、コンサートへ一緒に行ったことがあるが、会場を見渡してそうでも無かった。
どうして、そんな都市伝説まがいのことを彼らは言いたがったのだろうか?
私の推論は、こうだ。
アイドル・ファンの彼らは、女の子にもてない男子が多かったのではないだろうか?だから、女の子に人気のあるオフコースやさだまさしに嫉妬心を持っていたに違いない。
さらに、彼ら自身、自らの容姿に自信がなかったのではないだろうか?だから、自分達がダサくて不細工だと言われる前に、男女逆の立場の女子のことをブスばっかりだと先に言っておいたような気がする。
実際、WOWOWなどでライヴ映像を観ると、逆にアーティストの種類に限らず、結構美人が多い気がする。でも、それは、たぶん、カメラマンが最初から会場を見渡して、予め美人に目を付け、その女性が感動したり泣いたりするシーンを狙って写すからなのかもしれない。
結論としては、どんなアーティストでも一定数の美人とそうでもない女性が一定比率でいて大半は普通なのではないだろうか?
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