美輪明宏さんがコンサート活動をされなくなって暫く経つ。

カリスマ性を有したスターが不在となったシャンソン界においては、一人のシャンソン歌手の存在感が万人にアピールすることは困難になってしまった。

どうすれば、よいのか?

 

 

一つ考えられるのは...

複数の個性的歌手の組み合わせの妙(意外性や相補性)が有効な手法になるかもしれない。

風かおるさんがプロデュースされたレ・シャルマン(山田直毅、佐野文彦、川島豊、文太郎)や、メンバーが少し重なるがウナ・カンツォーネの企画もので Romeo & Juliette(佐野文彦、文太郎、高橋良吉、花木さち子)なんかは、ちょっと聴きに行ってみたいな、と思わせる。

 

絶対的なオリジナリティが喪失した現状で、例えば...

ハイブリッド(異種交配)として宝塚出身者とクラシック歌手とか、年齢や経歴のミスマッチ、あるいは、ゲリラ的なライヴなど様々な戦略・手法を考案しなければならないかもしれない。