GSブームと呼ばれた昭和40年代初頭、小学生だった私は、教室や校庭で休み時間や放課後に替え歌をよく皆で歌った。

長髪で王子様か兵隊のタイプが多いGSのグループの中で、一際異色を放っていたのが、ブルー・コメッツだ。

当時は、クラスの女子はタイガースかテンプターズに夢中で、男子は面白いからスパイダースが好きで、短髪でムード歌謡っぽい雰囲気のブルコメは人気が低かった。

 

 

ところが、替え歌となると、断然、ブルコメの「ブルー・シャトウ」だった。

 

森トンカツ、泉ニンニク、

かーコンニャク、まれテンプラ

静かニンジン、眠ルンペン

ボーロー ポロシャツ

 

ところが、私と同じ年代でも「テンプラ(天婦羅)」のところを「テンドン(天丼)」だと言い張る人が時々いる。

どっちでもいいっちゃ、いいのだが、私の育った大阪では断然「テンプラ」だった気がする。

当時は彼の地では、天丼、カツ丼、牛丼とかの丼物は今ほどポピュラーじゃなかった気がする。うどんとかお好み焼き、串カツなどの本場なので。

 

あなたは、どっち派ですか?

 

 

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