フランス語の響きが好き、フランス文化が好き、フランス語を読むのが好き、フランスが好きという方は、日本語シャンソンを一度聴いてみようなどと思う必要はまったくないと思います。

 

 

今のままでいいんです!

もとのシャンソンをフランス語で知っていて、その日本語ヴァージョンのシャンソンを聴くと、「違う」、「物足りない」や「言葉が少ない」などが原因でストレスを感じるはずです。

特に意味が完全に変わってしまっている場合、たとえば、バルバラの「わが麗しき恋物語」の覚和歌子の歌詞などは、日本語シャンソン側の人たちは訳詞じゃなくて作詞なんだから違っていても良いじゃないですかと主張するかもしれませんが、一切同調することなく原詞と違うという理由から聴くのをやめても構わないと思います。

 

私は、日本語シャンソンは、もとのシャンソンとは別物という解釈で、無理にシンクロさせる必要はないと思っています。そんなことをして何の意味もありません。フランス語でわかるのだから、原詞で聴きましょう。

もし、わからない歌詞があったら、訳詞など見ずに私にご照会ください。