フランス文学者である西條八十は、アルチュール・ランボーのことを「高貴なる幻想、叡智なる想像」と呼んだ。
フランス語で言えば、
Illusions nobles, Imaginations intelectuels
となる。
シャンソンで言えば、差し詰め...
バルバラが当てはまるのではないかと思う。
「黒い鷲」や「ミモザの島」などの歌詞は、まさに高貴なる幻想、叡智なる想像に値する。
フランスの他のシンガーソングライターにはないオリジナリティがあって、シャンソン史における唯一無二な輝かしい存在だと思っている。