毎週（日曜日の午後１１時から３０分）、TBSラジオで「松本隆 風街ラジオ」が始まった。
作詞家としての５５年を振り返るトーク番組らしい。
これは、聴き逃すわけにはいかない。
昨夜の第一回では、松田聖子の「櫻の園」がかかった。
作曲家の大村雅朗の急逝（1997年6月）を受けて、よくコンビを組んだ松本隆がCD化されずに残っていた楽曲をカセットテープから掘り起こして作詞をつけたのだそうだ。
松田聖子は、最初、大村の曲だと知らずにリハーサルを始め、途中で気付いて号泣したと松本が言っていた。
泣くと声帯が閉まって唄えなくなるので、暫く時間を置いてからレコーディングしたのだそうだ。
そう思って聴くと、聖子ちゃんの声に少し憂いがあるような気もする。
