日本の女流作詞家は、岩谷時子から始まった。

そして、安井かずみが出て来た。二人とも洋楽の訳詞から出て来た。

その後、有馬三恵子が 小指の想い出、17歳、他人の関係、積み木の部屋など新しい感覚の歌詞を書いた。そして、銀座のクラブのママをしながら作詞した山口洋子。

 

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そして、阿木燿子の登場でアイドルやポップスへの道が開け、三浦徳子、竜真知子がシティポップスの扉を開いた。

 

三浦や竜の時代になってからは、言葉の響きやリズムが歌詞の意味や物語性以上に重要になったと言える。いかにさらっと聞こえるか、メロディにスムーズに歌詞が乗っかるかに注力された結果、日本のシティポップスの人気が出て、最近の思いがけない海外からの評価に繋がっているのだと思う。