1960年代、日本のエレキブームは、ベンチャーズの来日(1965年)から始まった。彼らは、インストゥルメンタルでエレキギターを演奏した。それで、日本の若者は、エレキギターの演奏に熱中した。

その後1966年にビートルズが来日し、エレキギターの音に歌詞をつけて歌うことがロックなんだと知った。そこからが本当のロック・ブームの始まりだった。

 

 

時代は遡るが、1953年に本場パリのシャンソン歌手としてダミアが初来日し、シャンソンブームに火をつけました。ダミアがシャンソンではないと言うわけではないのですが、独特の暗さがあります。ちょっと大袈裟かもしれませんが、「暗いのがシャンソンだ」という呪いをかけられ、それが未だに続いている気がします。

その翌年あたりにエディット・ピアフが来日していれば、日本のシャンソンはもっと違っていたのではないかと想像してしまいます。

ベンチャーズの直ぐ後にビートルズという展開がシャンソンにもあったならば... と思わざるを得ません。

 

 

シャンソンをフランス語で学ぶ講座は、添付の note でも視聴できます。