はっぴいえんどは、1972年に解散して、その後1985年に一時的に再結成されたが、実はそのまえに再結集していた。

それは、松田聖子の楽曲提供の場だった。

 

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もちろん、松本隆は真っ先に松田聖子の作詞をするようになったのだが、1981年、シングル「風立ちぬ」で作曲を大瀧詠一に依頼した。

その後、アルバム「風立ちぬ」で鈴木茂を作曲とギター演奏で呼び込んだ。

残るは、細野晴臣だったが、当時はYMOで忙しかった。

それで、満を持して、1983年に「天国のキッス」と「ガラスの林檎」で彼に作曲を依頼した。

つまり、これではっぴいえんどは、松田聖子の楽曲の上で再結集したことになる。伝説のロックバンドが一人のアイドル歌手の曲に集まるなんて、前代未聞だろうと私は思う。

 

note の新作では、グループ・サウンズからはっぴいえんどに至るまでの経緯を書きました。ぜひ、ご購読ください。