昭和の時代、プロ歌手の歌は、民謡、クラシック音楽、ジャズ、シャンソン以外は、すべて歌謡曲と呼ばれていた。

歌謡曲の中には、演歌と呼ばれるもの以外に、和製ポップスやムード歌謡があった。

 

 

ポップスは、最初英語で歌われていたが、やがて訳詞され、そのうちに日本の作家(作詞家・作曲家)が和製ポップスを作っていた。

ジャズは、進駐軍相手はもちろん英語だったが、進駐軍が去った後も英語で歌われ続けて現在に至る。

一方、日本のシャンソンは、初めはフランス語で歌われることが多かったが、やがて本場のシャンソンのメロディに訳詞をつけて歌うのが主流となって行った。日本の作家が作る和製シャンソンは、数少なかった。

ただ、全く作られなかったわけではない。一部は、歌謡曲として作られた。

私は、そうした和製シャンソンを発掘して、認定しようと考え付いた。5月24日の夜、第一回委員会を開催したいと思っている。さて、どんな歌が皆さまの前にプレゼンされるのか?お楽しみにお待ちいただきたい。