山口百恵の国鉄とのタイアップ曲「いい日旅立ち」が結婚披露宴で歌われていたという話を聞いたことがある。

タイトルだけを見ると、新郎新婦の晴れの門出を祝うのに相応しそうに見えるが、歌詞を読めばそうでないことに気付く。

この歌を唄う友人は、「せめて今日から一人きり旅に出る」の箇所をどう解釈したのだろうか?

 

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美輪明宏さんは、「愛の讃歌」を結婚披露宴で歌うなんてどうかしていると嘗ておっしゃっていたが、確かに美輪さんの歌詞ではそうなのだが、越路吹雪版(岩谷時子の歌詞)は良いいんじゃないかと思う。

 

松田聖子の「赤いスイートピー」も結婚披露宴でよく歌われていたが、確かにサビの部分で、「 I will follow you あなたについて行きたい」とあるので良さそうに見えるが、歌詞をよく読むと、つきあっているのにいつまで経っても親密になれない「もどかしさ」が表現されていて、新郎新婦に捧げるのにピッタリかと言われれば、そうでも無いような気がする。