コーちゃんトリビュートライヴで話す内容のさわりの部分を特別に、ブログをお読みになっている皆さまにご披露いたします。
越路吹雪ロングリサイタルの演出をしていた浅利慶太の談話です。
浅利慶太は慶応義塾大学仏文科の出身でした。だから、フランス文学、フランス演劇を勉強していました。
彼の若い頃から日本では大勢の人がシャンソンを歌っていました。でも...
「なにか、もうひとつ僕にはフィットしない。フランスで歌われているシャンソンとは似て非なるもの、それが日本のシャンソンだったような気がしていました。そのなかで自分の心で歌っていた人、それが越路吹雪さんだったと思います。それは、僕だけの感想ではなくて、日本のシャンソン・ファンは、皆、そう思っていたのではないでしょうか。」
(浅利慶太・談)
私の場合は、越路吹雪を聴いたのちにフランス留学したので、順番は逆なのですが、日本で聞いていたシャンソンで本場フランスのシャンソンの心を感じる、数名のうちの一人であると思います。
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