阿久悠が作詞家としてデビューしたのは1967年だが、誰の何て言う曲だったかはあまり知られていない。
実は、グループ・サウンズの曲だった。
それは...
その曲は、モップス(鈴木ヒロミツがリードボーカル)の「朝まで待てない」だった。
実は、鈴木ヒロミツが60歳で急逝した時、阿久悠は入院中で通夜も葬儀も行けずに終わり、悔いが残ったと言う。
生前の鈴木は、デビュー曲を歌った誼(よしみ)で、阿久悠の10年毎の周年記念テレビ番組に呼んでもらって晴れやかに歌うことができると喜んでいたと言う。ただ残念なことに、その鈴木は40周年直前で亡くなったため、番組には出演できなかった。