私たちの年代ではNHKの「みんなのうた」の影響力は絶大で、今でも覚えている曲が多いです。
例えば、岸洋子が歌った「ドナドナ」などは強烈なイメージがありました。仔牛が売られて行くという物悲しさが子供心を捉えました。
ただ、当時はそれが安井かずみが訳詞したものだとは知りませんでした。
しかも...
しかも、日本で発売されたフランス・ギャルのシングル「夢みるシャンソン人形(日本語版・岩谷時子が訳詞)」のB面で、クロード・フランソワが「ドナ・ドナ・ドーナ」というタイトルでザ・ピーナッツ版の日本語詞(安井かずみの訳詞)を歌っていたなんて、ずっと後で知ったことでした。