今週から始まった「ブギウギ」、子役も芸達者で歌が唄えて毎日飽きさせません。私の子供時代よりずっと時代は古いのですが、同じ大阪ということもあり、懐かしい気持ちで一杯になります。

ところで、私の注目は、美空ひばりが登場するのかどうか?です。そして、どんな風に描かれるか?です。

 

 

笠置シズ子からすれば、美空ひばりは自分のブギをモノマネするので出て来た少女歌手であり、大人みたいに歌う小賢しい小娘であったに違いありません。初めは煩わしいものの、黙認していたのですが、生意気にも自分と服部良一の公演より一足先にハワイでツアーすることを決められ、そこで日本音楽著作権協会を通じて服部良一の曲は一切米国で演奏・歌唱してはならないという書状を出させたとされています。

(服部良一は、力道山の仲介で後に美空ひばりとは和解しており、その際「あの差し止めは自分の意志では無かった。」と語っています。)

 

この経緯(いきさつ)を「ブギウギ」に盛り込むかどうかが注目されます。朝ドラに相応しくないので完全に無視するか、美空ひばりの登場シーンだけを入れてモノマネするのが癪にさわるところを表現するのか、あるいは全部ストーリーに入れ込むか、興味深々です。

 

もう一つ、ライバル関係にあった淡谷のり子を菊地凛子が演じることになっており、この二人の関係にも注目です。

これからも、朝ドラから目が離せません。