シャンソンには、歌なのか、台詞なのか、境目の曖昧な語り調のものがあります。それらは、クラシック調で歌われる心配はありません(笑)。

皆様にご紹介します。

 

 

例えば、在りし日のジュリエット・グレコ(Juliette Gréco)がマーク・ラヴォワンヌ(Marc Lavoine)とデュエットした"C’est la la la" がそれです。

 

 

どうですか? 語りのシャンソン。

 

他にも、ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis)がベンジャミン・ビオレ(Benjamin Biolay)とデュエットした "Pas besoin de permis" もお聴きください。

 

 

これ、音痴ではないですよ。リズムによく合っていますが、メロディはすごく単調ですね。

 

まさに、お喋りするようなシャンソンなので、日本語に訳詞せずにそのままフランス語で聴くのに適しています。だから、日本ではほとんど知られていません。

 

もっとも有名(?)なのは、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの Je T'aime,...Moi Non Plus です。これは、説明要りませんね。

 

 

これらは、或る意味、シャンソンの聖域かもしれませんね。

 

 

 

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