J-Wave(FM)の週末(金・土・日)の早朝に Morning Voyage という番組あります。AM5:00からなので、生ではなく3時間遅れくらいで radiko で聞いているのですが、8月20日土曜日にシャンソンが3曲連続でかかりました。これは、珍しいことです。


  

この番組では、ヴァーチャル・トリップ・ミックスと言って、海外のある都市の現地の音と番組が選んだ音楽を組み合わせて、リスナーを音の旅に誘うという企画があります。今回の都市が、フランス・ノルマンディーのドーヴィル(Deauville)だったことで、シャンソンが選ばれました。

 

最初の曲は、Keren Ann の "Au Coin Du Monde" でした。ケレンは、1974年イスラエル生まれで、お父さんがユダヤ系ロシア人、お母さんはジャワ系オランダ人で、11歳で家族とともにフランスに移住しました。パリとニューヨークに拠点を置くポップス系のアーティストです。囁くような歌い方で、ギター演奏で、シャンソンっぽいと思います。(日本のシャンソンのお店向きではないかもしれませんが...)

 

 

 

2つ目が、Bertrand Burgalat の "Ma Rencontre"です。ベルトランは、1963年フランス・バスティア生まれの音楽プロデューサー、作曲家、アレンジャーで自ら歌うこともあります。このシャンソンは、南の島のような雰囲気で、ドーヴィルのイメージは私は全然違います。たぶん、ドーヴィルがリゾート地だと聞いて、行ったことのない人が選曲したのだと思います。皆様は、こんな曲が今のフランスで聞かれているという参考にしていただければと思います。

 

 

3つ目が、Francis Lai(フランシス・レイ) の "Un Homme Et Une Femme"で、クロード・ルルーシュの「男と女」はドーヴィルが舞台なので、まあ、定番というか、来るなと思ったら、やっぱり来ました(笑)

J-Wave(FM)が選んでも、やはりこのスタンダード曲かというのが率直な感想です。

 

 

 

 

 

 

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