クロード・フランソワ(Claude François)と聞いても、誰それ?っていう方は多いだろう。

「マイ・ウェイ」の元歌になった Comme d'habitude を作って歌った人、と言えば、シャンソン関係者なら、あぁ、となるかもしれない。(フランスでは、今でも、絶大な人気を誇るのだが。)

 

そのクロードは、あの、フランス・ギャル(France Gall、こちらの方が日本では有名)と、1964年から67年の3年間、熱烈に愛し合っていた。

彼が、彼女との愛について、一緒に創作活動をしていた作詞家のミッシェル・ラフォンに打ち明けていた内容は、以下のとおり。

 

 

On est restés ensemble trois bonnes années, merveilleuses, formidables.

僕たちは、ものすごく素晴らしい3年間を一緒に過ごした。

 

On ne s'est pas ennuyés. J'avais mon fameux caractère. Elle avait son insupportable façon de vivre, que j'ai personnellement adoré, je peux le dire maintenant.

僕たちは憂鬱にはならなかった。僕は、良い性格でいられたし、彼女は、(傍目からは)耐えられないような生き方をしていた。その生き方を僕は個人的に大好きだったと、今では言える。

 

C'est un amour qui m'aura beaucoup marqué et qui me marque toujours. Il y a une place dans mon cœur, à tout jamais, réservée pour elle.

その愛は、僕にはとても際立ったものだったし、いつまでも印象にとどまっている。僕の心の中には、彼女のための場所があって、永遠に彼女のために残しておいてある。

 

この最後のフレーズ、まるでシャンソンの歌詞のようですね。

 

出典:Gala mercredi 7 mars 2018

https://www.gala.fr/l_actu/news_de_stars/le-tendre-message-de-claude-francois-a-france-gall-il-y-a-une-place-dans-mon-coeur-a-tout-jamais-reservee-pour-elle_413125