僕と一緒 -31ページ目

大三次世界大戦のシナリオライター募集中

 世界は面白い。政治的な駆け引きは実に面倒だが、それにしたって面白い。さながら大三次世界大戦の前触れみたいだな。シナリオライターでもやれば、面白い人生を歩めるのかも知れないが、残念ながら俺の頭脳はそこまで明晰でもねーし、マヌケでもねぇ。部屋にカーペットが届いたみんなのブルース野郎ニジムラリョーだ。来週はj本棚と炬燵机とオーブンレンジが届くぜ!おう、飯喰ったか?俺は喰ったばっかなのに空腹だぜ!デブ道まっしぐら!

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 さて。世界じゃユーロ圏までも崩壊寸前で、とりあえず円高に逃げるしかねぇ感じ。ユーロに参加しなかったイギリスの一人勝ちで、イギリスを批判したドイツがユーロ内の負け頭。プーチン見てると、ソ連の再建でも目論んでるように見えるが、まず無理だろそんな事。緑の世界じゃアサドも終了寸前だし、でも星条旗だって何だか復活の気配はない。北は必死だが、あれもいつまで続くのやら。

 ところで、もしアメリカ大統領選でロンポールが勝ったら、在日米軍撤退ってのはマジなんだろうか。そうなったら憲法第九条も変わらざるを得ない。何せ守ってくれる奴がいねー訳だからな。さて、その時に極左はどういう反応をするのか。自衛隊は軍隊になるのか。勿論、何年かの段階を経てなるんだろうが…。

 あと南北統一だけど、韓国に大したメリット無いからしないだろうね。まぁ、世界があと一回戦争するとしたらあそこから、だろうな。何にせよ、韓国としては赤い世界…しかもでっかいの2つも相手にする余裕は流石に無いだろうな。まぁ…どうなるかは全然わからんけどさ。

 そうやって世界を見ているのは楽しいよ。ファイトクラブのラストみたいに、焼き尽くされる世界を二人で眺めていられたら楽しいだろうね。

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 あ、今日七草がゆの日じゃん!思い切り忘れてた!…まぁいいや。

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 日本人は性善説であるや否や、と言う話をした事があって、その時は性善説で納得したんだけど、実は性善説なんじゃなくて、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言うだけの事だって気付いた。結局、素直になれない奴等の相互監視社会なんだよな。それが発展して、平均値を崩す人間を追放する「村八分システム」が産まれた訳だ。すげぇ。

 まぁ日本だけじゃないな、異端を追放するのは。平均と言うのは人間を安心させる要素のひとつなんだろ。異端を畏れるのは何故だろう?個である事の不安とは何か。普段は別に異端とか意識してないからよくわかんないけど、それはつまり単純に平均値から外れている事の恐怖なんだろうか?集団に属する事は安心を生む、動物的本能からくる事かね。

 しかし、そんな存在しない平均値や平等なんぞを、どう言う訳か信じている癖に、優越や劣等に敏感で、故に均一化を望むと言う矛盾をどうするべきか。個であればそんな矛盾に悩まされる事もないだろうに。馬鹿馬鹿しい。まぁ、「一億総中流」とか「小泉が格差を作った」とか言う大バカが一杯いる様な国だから、本当にどうしようもないのだろうけど。

 国がそんな馬鹿げた幻想を掲げるのはまだしも、国民がそれに騙されるってのはどうかと思う。倒幕以降に求められた急速な近代化、中央政権に依るインスタントな発展は凄まじかったろうが、それによって国民はアホウになってしまったのか。
 お上が何でもしてくれる、と言う幻想。戦後の「ドラえもん」的な求めれば与えられるような、物質文明に於ける過剰な供給。安全圏にいながらにして虎児を得られると言う、まぁ凄い国になっちゃった訳だ。

 勉学の本来の目的や教育の本質とは、規格化される事では無い。覚醒し、戦う意識を持つ為の手段を得る事だ。歴史から学ぶとはそういう事だ。記憶して良い点数を取る事が勉強なんじゃない。心理を掴めれば良いのだ。
 しかし今は、お上…企業…大学…と続く点と線。年功序列制度等と言う、馬鹿げた制度で新卒しか採用しなくなり、良い大学で新卒になるには…と言う具合でどんどん覚醒しない馬鹿が量産されている訳だな。

 上の世代と戦う為に学ぶのに、その学ぶ内容をつくるのが戦う相手だ。こんな馬鹿げた話があるか。教師とは裏切られた青年であっても良いが、目覚めていない大人であってはならぬ。違うか?

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 …ん?出勤時間か。んー、まぁいい。行って来る。あー、俺を見送る時の君は、どんな顔をするんだろうね。きっとたまらなく愛おしくなるに違いない。こっちにおいで。口移しに愛を教えてあげるから、大人しく待ってるんだよ。