穂高連峰登山の2日目(10月3日)は岳沢小屋から重太郎新道を登り前穂高岳、奥穂高岳の2座を経て穂高山荘への今回最大の難所ルート。ハシゴやクサリ場が続き、カモシカの立場、岳沢パノラマ、雷鳥広場と呼ばれるポイントで休みを取りながら3時間30分で紀美子平に到着。ザックをデポ、四肢を駆使して岩場の難所を踏破。好天に恵まれ、前穂高岳山頂からは奥穂高岳、西穂高岳、北穂高岳に加え、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳など360度の大パノラマが得られた。全く展望の得られなかった7年前のリベンジを果たすことが出来た。紀美子平に戻り昼食を摂ったが、12時30分を過ぎ登山者は数人になっていた。奥穂高岳へは吊尾根を辿り、2時間15分で穂高連峰の最高峰・奥穂高岳(3,190m)に着いた。前穂高岳を振り返ると北尾根に雪渓が残っていた。奥穂高岳は祠の立つピークが山頂のようです。山頂からの展望は前穂高岳と大差ないが、槍ヶ岳の鋭峰が間近に見ることが出来た。写真を撮りまくり、今回最大の岩場の難所を降りて、16時過ぎに穂高岳山荘に辿り着いた。今夜も一枚の布団に一人で寝ることが出来た。ラッキー?。沿面距離8.6㎞(平面距離は6.0㎞なのでいかに急坂の登山道だったか理解できる)。累積標高差は+2,600m、-1,720m、歩行時間は9時20分でした。

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