5月24日は鹿児島と福岡の熟女カメラマン4名を案内して5年ぶりに阿蘇高岳のミヤマキリシマ観賞登山。仙酔尾根及び日の尾峠からの登山は禁止されているが、砂千里ヶ浜からは1ヶ月前から規制が解除されている。しかし、登山道は中岳の火口縁を歩くために、火山ガスで登山も禁止されることがある。そのため、事務所で登山可能かを確認して、阿蘇山上広場を9時前に出発した。20分ほど阿蘇山公園道路と並行している遊歩道を歩き、砂千里ヶ浜に入った。砂千里を抜ける火口縁に至る急坂の岩場を登る。馬鹿尾根とも呼ばれる仙酔尾根には及ばないが、結構ハードな登りである。火口縁の尾根に達すると若干のアップダウンはあるが、中岳、高岳まで難所はない。ただ、火口縁は強風の時には遮る物がないので、登山は避けた方が良い。中岳に11時、高岳には11時30分に到着。熟女カメラマンのポースをとりながらの撮影で予定時間を1時間オーバー。ミヤマキリシマの撮影で天狗の舞台着は、さらに30分遅れが加わった。天狗の舞台で昼食。満開のミヤマキリシマを眺めながら至福のひとときを過ごした。5年前に比べミヤマキリシマの群落が縮小していると感じたが、帰宅して写真を確認すると大差なかった。復路は月見小屋を経由。天狗の舞台を見上げ、ピンクに染まる山腹は圧巻だった。最高の時期に巡り会ったようです。毎年、くじゅう連山とともに霧島のミヤマキリシマを眺めに出かけているが、個人的には色彩豊かな霧島が好きだ。早く、新燃岳、硫黄山の活動が収まって欲しい。復路に立ち寄る予定だった阿蘇火口は火山ガスの影響で立ち入り禁止。未練を残しながら駐車場所に戻った。
歩行距離12.1㎞、予定時間を2時間上回る7時間を要したミヤマキリシマ撮影登山でした。
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