無線従事者養成課程 | ラックムアンタイ

無線従事者養成課程

無線従事者は大きく分けて陸上海上航空そしてアマチュアに分けられます。

 

これらの免許の法規は基本的に概ね同じ範囲が基本となりますがクラスによって微妙な差はあります。

 

無線工学も基本は電気物理など基本的なとこから始まります、アマチュア以外はレーダーやマイクロ波

などに関する問題が増えてきますが基本的にはどのクラスでも習熟の深さが変わる程度

これら変わってくるのは送信と受信に関するところはそれぞれの特徴的な範囲となってきます

 

アマチュアなどではアナログ変調に関して多く出題されますがそれ以外操作範囲によってデジタル変調復調まで増えてしまいデジタルと言っても様々な種類と特徴によるところや少し細かいところまで出題される。

 

国家試験だけでなく業務で使われる免許となれば国家試験では賄えない事態も出てきますので、

無線従事者養成課程と言う国家試験免除の養成する方法で免許取得できます。

 

 

 

これは無線従事者が無線従事者を育てる仕組みな訳です。

 

そこでこれらの講師について無線従事者資格をご覧ください

講師になれる免許に偏っていることがわかります。

総合通信士と陸技、アマチュアに関しては2アマ以上と左記の資格となります。

 

これらの資格はこれ以外に与えられた業務も存在します。

それが登録検査等事業登録等になります。

 

 

 

こちらは上記の総合通信士と陸技、1アマと一陸特が含まれてきます。

講師の要件と違い2アマが外れます。

 

こちらはまた改めて記事にしたいと思います。

 

養成課程に話しを戻していきます

講師要件の総合通信士、陸技、はどの資格でも講師になれます。

ここで陸技となっているところですが実際には一級と二級が存在しますがどちらでも可能と言う意味です。

総合通信士についても二級以上の要件ですね。

 

そこで先程の登録検査等事業登録では一陸特と一アマ以上になりますが対象となる免許が変わります。

これらの陸上免許とアマチュアには英語科目はありませんが海上と航空、総合には英語が課せられますし

クラスによっては地理が課せられます。

 

そこで陸技だけは法規と工学のみとなります。

工学は基礎、工学Aと工学Bと細かくなりますが基本的には一陸特の工学より少し深くなる内容となる

一陸特や一アマの工学より難しいのは変わりませんし問題数が増える感覚でしょう

もう少し言い換えれば陸技と一陸特は一アマと二アマの差くらいの開きがある感じでしょう。

 

養成課程の所要時間を鑑みれば一陸特と二アマはそれなりの時間を必要とします。

航空通は英語も入りますのでそれなりに時間を要しています。

 

講師と養成課程のクラスですがアマチュアの養成課程は多くは一アマもしくは二アマが占めています、

陸技や総通のホルダーはまず居ない訳ではなく業務上ホルダーでアマチュアもしているなら別ですね。

それ以外は陸技と総通に限られますが養成課程の開催数は明らかにアマチュア以外が多くなります。

多い理由は陸上特殊、海上特殊、航空特および航空通

陸上特殊3クラス

海上特殊3クラス

航空特殊一クラス

航空通一クラス

リンク先の記事の通りです

 

アマチュアとなれば四級、三級、二級しかありませんし二級はかなり少ないし講師は一アマ以上

つまり実際には二クラスが多くを占めているわけで埋まりやすいのです。

 

今日は養成課程の概要程度になりますが、次回は少し踏み込んだ内容で書いてみます。