各局、GM(=おはようございます)、GA(=こんにちは)、GE(=こんばんは)
久しぶりの電信入門です
いつも移動運用先の交信状況などを載せていますが、改めて当局の交信スタイルをご紹介いたします。
移動運用時、基本的には「599BK方式」でQSO(=交信)しています。
アワードハンター向けの移動サービス中心なので、コンディションの変わりやすい短波帯ではスピードが勝負。
5W以下のQRP局も多いので、コンディションと移動局側の耳の良さや聞き取り力が重要です。
以前にも記載したことがありますが、改めて交信の一コマです。
当局: CQ CQ DE JE1CAS/1 JCC1602 /YU569 K
(どちらか入感局ございませんか? こちらはJE1CAS 群馬県高崎市の移動局 湯けむりアワード対象地・三福温泉です。交信願います。どうぞ)
相手局:DE JH0XEQ
(こちらはJH0XEQ)
当局:JH0XEQ GM TU UR599 BK
(JH0XEQ局 おはようございます。コールありがとうございます。そちらの信号は599で入感しています。どうぞ)
相手局:BK QSL GM TU UR599 BK
(了解です。おはようございます。ピックアップありがとうございます。そちらの信号は599で入感しています。どうぞ)
当局:BK QSL FB 73 TU
(了解です。素敵な交信ありがとう。さようなら)
相手:73 TU E E
(ありがとう。さようなら…)
GMは交信時間帯によってGA、GEに置き換えます。
ここからは前回掲載しなかった応用編。
RSTレポートは599が多いですが、R(了解度)5やT(音調)9はいいとして、現実にS(シグナル)は上下します。
なので559や579、時には519、529などと打鍵することも。
さらにQSB(=フェージング)で信号の浮き沈みがある時は、559/QSBなどと送ることもあります。
当局は、なるべくRSTレポートは正確に送るよう心がけているので、459や479とR4を付けるケースも…
このほか、呼ぶ側が移動局の場合(JH0XEQ/0というケース)、自局のQTH(=移動地)を聞かれるケースがあります。
そこで、呼ぶ側が移動時の交信例(JH0XEQ/0の視点で見てください)
当局: CQ CQ DE JE1CAS/1 JCC1602 /YU569 K
相手局:DE JH0XEQ/0
(こちらはJH0XEQ 0エリアの移動局です)
当局:JH0XEQ/0 GM TU UR599 BK
(JH0XEQ 0エリア移動局 おはようございます。コールありがとうございます。そちらの信号は599で入感しています。どうぞ)
相手局:BK QSL GM TU UR599 ES HR QTH JCC 0905 BK
(了解です。おはようございます。ピックアップありがとうございます。そちらの信号は599で入感しています。なお、こちらの移動地は長野県飯田市です。どうぞ)
当局:BK CFM FB 73 TU
(内容確認しました。素敵な交信ありがとう。さようなら)
相手:73 TU E E
(ありがとう。さようなら…)
移動地を付記しない場合、「UR QTH?」と聞かれるケースがありますので、ご注意を
599BK方式のQSOは、CWの入門者向けと言えます
2022年は「CW元年」として、CW未経験のアマチュア無線家に一人でも多く、チャレンジしていただければと願っています
PS: 昨晩のはる
大あくび…お眠かな
でも、やっぱり遊びたいよぉ~
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