■午前中の50・430ＡＮＴ．

運用期日：2024年02月23日

運用場所：栃木県日光市六方沢

運用諸元：50・144・430・1200MHz帯

使用設備：

・FT-857DM+2ele JA1CP-DeltaLoop/6mH(50)

・FT-857DM+SG7900/1.5mH(144)
・FT-857DM+6ele CubicalQuad/5mH(144)
・FT-2700R+9ele CubicalQuad/5mH(430)
・DR-420X+435WH8/5mH(430)
・FT-5800H+10ele Yagi/5mH(1200)

交信数：65(50SSB0,144FM16,430FM48,1200FM1)

同行局：ＪＨ１ＭＨＤ

ＪＨ１ＭＨＤ局との合同運用．

概ねこの３連休中の日程で計画していたが，天候の悪化が予想されたため日程（23または25日）も運用場所も直前まで決められず，どうせ降るなら雨よりは雪…とのことでこの23日に日光市と定めた．

当日は日光どころか関東平野部でも広範囲に渡って降雪との予報があり，これでは古賀志でも筑波でも同じであろうとの無謀な思考により当地での運用となった．

８時半に現地で集合であったが発電機の給油に手間取り当局が１時間遅刻，更に使用したＭＨＤ局のＡＮＴが未開封初組み立てで設営に時間を取ったため運用開始は10時．

６ｍバンド内をワッチすると標高1400メートルと云うのにほぼ何も聞こえず．

50.490のビーコンもＳの振れは今市いや今一つで厳しい状況を予想させる．

ＭＨＤ局がまず50で，当局が430で運用．

さすがに屋外は厳寒でそれぞれが車内でＯＰのため互いの状況をリアルタイムで知ることが出来ず，当局はボチボチ呼ばれるものの空振りが続いていたが，ＭＨＤ局は２時間程の断続的なＣＱで７ＱＳＯ．

予想以上の悲惨さに愕然とする．

この天候で移動局が少ないのは当然ではあるが，ワッチしている局が少ないのか，それとも当方の波が何らかの理由で飛んでいないのか…．

ガチでＲＩＧやＡＮＴの不具合を疑い設備一式を交換してみた程である．

しかし残念ながらと言うべきか設備を交換しても状況は変わらず，しかも数多くの運用が行われている当地が外れである筈もなく，「日が悪かった」としか言いようがない．

ＭＨＤ局に代わって当局も12時半過ぎから50の運用を始めるが，30分程のＣＱで０，ボウズである．

ここまで来て，霧降まで来てボウズ…．

この衝撃と落胆をどう言い表せば良いのか．

それでも折角来た日光市，ＭＨＤ局が所有する各種ＡＮＴを比較したり，1200に出たりとそれなりに楽しみ，17時前にＣＬ．

雪も止み，今市のファミレスで恒例の運用後ハム談で祝日夜の一時を過ごした．

ただし，当局としては日光市での６ｍの運用アクティベート（20ＱＳＯ）はならず，再訪が必須となったのであった．

ところでこれ程までに呼ばれなかった原因であるが，帰宅してから精査したところ，埼玉・東京・神奈川方面に現地より遙かに標高のある峰が立ちはだかっていたためと判明した．

これは地形図を良く確認すれば判ることであったが，現地ではネットが使えず確認の術がなかったため疑問を感じつつも運用を続けざるを得なかった．

悪天候による機動性の低下も相まっての悲劇の一幕であった．

今回の結果は，初めての場所には事前の入念な調査が欠かせないとの戒めとすべきであろう．

■ほぼ見えていないが午後には50を下ろし代わりに144・1200のＡＮＴを設置．

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