Je pense

Je pense

日々思うこと

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さいきん手を動かし身体を動かしの現場仕事に埋没していて、すっかりブログをほっぽらかしていたらすっかり秋です。


現場仕事ばかりだと、今とちょっと先のことしか考えなくなってしまうので、たまに言葉にして日々の活動を吸い上げるのも必要なのかもな~と思います。


でも言葉ばっかりになってしまって、言葉と現状、現実の身体が乖離してしまってはだめですね。

ほどほどに、ほどほどに。


仕事先の上司で、頭はフル回転させつつ、仕事の進め方が的確で、現場に入ってもぴか一かつとても優雅、他のスタッフに対するホスピタリティもぴか一な女性がいて、憧れ~

忙しいときでも周りの人を気持ちよくおもてなす心の余裕が大事です。


ちなみに最近お仕事の中心地が茅ヶ崎にシフトしました。

いま仕事で関わっていたり、個人的に興味があったりするテーマは下記です。


・食、食育

・アート

・おもてなし、ホスピタリティ

・文化財の利活用・イベント企画・運営

・医療・福祉現場での食のプロデュース、ホスピタリティプロデュース


仕事でご年配の方と接する機会があるため、何かの時に役立つかなと思い、ヘルパーの資格を取得中です。

夏のおわりごろ、自分の中でなぜだか資格ブームが訪れ、ブームに乗って食育関連の資格をポンポンと2,3個申し込んでしまったので、今月は泣く泣く試験対策せねばなりません。


でもまあ自分で今の道を選んでいるので、生活が楽になるにも、いろんなことやって身体に知恵を付けていくしかないのですね。


最近、料理することと食べることしか考えてない。

朝ごはんつくって食べたら、昼ごはん何にしようか考えて、昼ごはんつくって食べたら夜ごはん何にしようか考えて、夜ごはんつくって食べたら、次の日何食べようか考えている。


「今日の料理」「キューピー3分クッキング」「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」などなど、思いつく限りの料理番組を自動録画予約し、最近電車の中で読む本といえば、料理本か栄養学の本か食文化の本か。


4月から5月にかけて、土日もなく働いており、自分の食べるものとか見た目とか家の中のこととかを顧みる余裕がまったくなく、5月の終わりごろ、ついに限界がきてしまった。

ふと気が緩むと、涙がバーっとあふれ、頭はいつももやがかかったようにボーっとなり、手はぶるぶるふるえて、身体はいつもぐったり疲れてしまっていた。


「これじゃやばい」と思い、そこから仕事をセーブして、家中の窓を全開にして掃除して、洗濯して、うちのなかの空気を循環させて、食事は栄養学の本を参考にしながら、朝・昼・晩バランスを考えた献立できっちり取るようにした。

するとあら不思議!2、3日で身体も気持ちもびっくりするくらい軽くなった。

「食べることは生きること」なんて、いままで他人事のように聞いていたけど、ほんとやねえーと実感した。

「食べること」を暮らしの中心にもってくると、なんだか何もかもが楽になる気が。


だしや調味料などもなるべく手作りにして、食材はなるべく新鮮なうちにいただく。

ていねいにだしをひくこと、コーヒーも一杯一杯、豆を挽いてドリップすること、ストック用のお茶もパックじゃなくて茶葉を熱湯の中で躍らせてつくること。

そういう、ちっちゃいけれど手間がかかる作業のひとつひとつに没頭していると、無心になり、不思議と充実感もわく。


自作の「栄養ノート」なるものも、今月頭からつけている。

朝・昼・晩食べたものと、使用した食材と、含まれている栄養素を記録するのだ。

半分は身体のため、半分はゲーム感覚で楽しみながら。

一週間の頭に冷蔵庫に残っている食材をすべてノートに書き出し、そこから料理本を眺めながら、「今週は何を作ろうかな~」と考えるのが一番楽しいひと時。


幸い仕事で、食のプロ、それも農や原材料の部分から食を極めている人たちと接する機会が多く、そういう方々の「食べること」や「暮らすこと」、「いのち」に対する姿勢に学ぶものは大きい。

そしてなんといっても、つくった料理の色や盛り付けの美しさといったら!これも食べ物への愛情の賜物だとおもう!


そんなわけで、しばらく小難しい本や小説などからはすっかり遠のいている。

今日ひさしぶりに、小川糸さんの「食堂かたつむり」という本を読んだ。

女性が田舎にもどり、食堂を営むおはなしなのだけど、食べ物を丁寧につくる姿勢とか、野菜や豚、鳥など、いずれ食べ物となる「いのち」へのあたたかなまなざしがじんわり胸に染み入る。

料理のシーンを読んでいるだけで、おいしそうなあまり、思わず唾液が止まらなくなってしまう。

小川さんのウェブサイトをチェックしたら、どうやらこの作品は今度映画化されるそうで、いま撮影中とのこと。

上映が楽しみ楽しみ。


桜を堪能した一日。


昼はお使いで中央線に乗車。

窓から見える川の土手沿いに、桜がふわふわと並んでいる。

菜の花と、名前を知らない紫の花も。

窓から見える光景と、少し汗ばむぐらいの陽気。

「春らしい」というと陳腐だけど、でもカラフルで、なにもしなくてもただ外にいるだけでうれしくなってしまうそうな、思わず「これ現実か?」と疑ってしまうほどの心地いい日。


夜は、個人で社労士をしている親戚宅に行き、税務関係の相談。

おばが作ってくれたあたたかいポトフを食べながら、仕事や将来の話など、いろいろ。

帰り支度をしていたら、「駅まで歩きながら夜桜見物しない?」といわれる。

おばが住む町には、道沿いのそこかしこに、一軒家の二階の窓を圧迫するくらいの立派な桜の木が植わっており、いまの時期は、それぞれがみっしりと花びらを携えている。

おばは個人事業主として独立してからずっとスタッフも雇わず一人でたくさんの案件をかかえており、土日も関係なく忙しく仕事していた。

でもようやく最近仕事を減らし、一区切り付け、夏からは仕事の場所を故郷の鹿児島に移す。

最近ではけっこうゆったりしたペースで働いているらしい。

おばとこうやってゆっくり歩きながら、おばが住む町について、家の窓から見える周りの景色について、桜の木について、道端に咲いている花について、話したことなんて、これまでなかったからうれしかった。



Je pense-桜
駅までの道にあった立派な桜の木。